映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「マン・オブ・スティール」

2013年09月10日 | 日記

   

     今回のスーパーマンは、全く新しい切り口だと聞いたし、「ダークナイト」3部
     作や「インセブション」などを監督したクリストファー・ノーランが製作、「300 ス
     リーハンドレッド」のザック・スナイダーが監督です。
     生まれて間もない状態でクリプトン星から地球にやってきたクラーク・ケントが、
     地球でどのように育ったのか?無敵の能力を備えながらも、それゆえに苦悩
     して育った青年クラーク・ケントが、いかにしてスーパーマンとして立ち上がっ
     たのか、今まで描かれなかったスーパーマン誕生の物語が加わっています。

     滅亡の時を迎えたクリプトン星で、科学者ジョー=エル(ラッセル・クロウ)夫妻
     は、クーデターを起こしたゾッド将軍(マイケル・シャノン)一味の裏をかき、生後
     間もない息子カルを、ある物質とともに脱出カプセルで宇宙の彼方に放ちます。

     地球である夫婦(ケビン・コスナー、ダイアン・レイン)に、クラークと名づけられ
     育ったカル(ヘンリー・カビル)は、驚異的な力を自ら封印し、目立たないように
     暮らしています。
     しかし、クリプトン星からゾット将軍率いる大群がカルの命とパワー物質を狙っ
     て地球に襲来し・・・。

     スーパーマンにはイギリスの新人ヘンリー・カビルが抜擢され、彼に協力する
     女性記者にはエイミー・アダムスほか重厚なキャストです。
     脚本に「ダークナイト」3部作のデビッド・S・ゴイヤー。音楽も「ダークナイト」や
     「インセプション」など、近年のノーラン作品を手がけているハンス・ジマーが
     担当、それぞれ興味ある布陣となりました。

     最初からうんと褒めたいところですが、正直言って少々退屈しました。
     配役もいいし、CG技術も悪くはないのですが、これまでの作品にはそれぞれ
     繋がりがあって、それを承知で順次見てきています。
     今回何故スーパーマン誕生を最初からやり直すのかが判りませんし、彼らの
     抗争のために地球が標的になり破壊されるのか、屁理屈を言い出せばキリが
     ないくらいあります。

     原作のコミックには、如何にもアメリカらしいユーモアや明るさがあり映画化に
     当たっても生かされていますが、今回は逆に全編暗いトーンだというのも不満
     です。・・・などなど書きましたが、この作品も私の見方と逆の方も沢山居られる
     と思いますよ。

コメント
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