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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

楽しかった旅の一コマ (その 27 ) 映画「ローマの休日」に因んで・・・。 

2013年09月12日 | 日記

     

    

     前回はローマ市内のサンタ・マリア・イン・コスメディン教会にある「真実の口」
     のことを書きました。
     これこそオードリー・ヘップバーン主演映画「ローマの休日」で有名になったポ
     イントです。
     次回はローマから離れようと思ったのですが、折角ですから前回の続編という
     ことで、ここからそう遠くない「コロッセオ」「トレヴィの泉」「スペイン広場・階段」
     にしました。

     ローマは、何処に行っても歴史的な建造物や古代ローマの遺跡が目に飛び込
     んできますし、我々映画ファンはその街角から、スクーターに乗ったオードリー・
     ヘプパーンとグレゴリイ・ペックが飛び出してくるような錯覚を、つい起こさせてく
     れる不思議な街ではあります。

     まず「「コロッセオ」です。
     「コロッセオが滅びるとき、ローマは滅び、そのとき世界も滅びる」と言われた当
     時の大娯楽施設で、紀元80年ごろティトゥス帝の時代に完成した建造物です。
     古代ローマでは人間対人間、人間対猛獣という血みどろの死闘が行なわれてい
     て、想像するだけで身震いがします。
     長い歴史の中で激しい損傷を受けながらも、その途方も無い大きさは、現代でも
     圧倒的な存在感を誇っています。
     映画では王女と新聞記者がスクーターに乗り、建物内部にも立寄っています。

     次は「トレビの泉」です。
     「ローマの休日」では王女が雑踏を楽しみながら通り過ぎた場所であり、泉の横
     にある美容室で髪を短く切ってもらうシーンもありましたが、その美容室は今では
     廃業していてありません。
     トレヴィとは三叉路の意味ですが、この噴水はバロック芸術の最高傑作といわれ
     ています。
     泉に背を向けてコインを1枚投げ入れるとローマ再訪が叶うという有名な言い伝え
     があります。
     もちろん私も投げ入れましたが、果たしてまた来れるかな?次いで私は泉の横に
     あるジェラート店で買い食いです。

     続いてここからあまり遠くない所にある「スペイン広場・階段」は、17世紀にスペイ
     ン大使館があった場所なのでこの名前がついたのだそうです。
     スペイン階段は広場に隣接した137段の大階段で、1720年に建造されました。
     「ローマの休日」ではここで王女がジェラートを口にする場面がありますが、今は
     飲食は禁止になっています。

     いくら書いても書き切れない想いですが、2500年に及んで蓄積された地籍や芸
     術作品が街中に展示されたかのような永遠の都ローマであり、世界の人々が憧
     れて集まってくるのです。
     前回と今回は、「ローマの休日」に関連したことのみをピックアップしましたが、
     まだまだ書き込みたいローマですのでので、改めて取り上げたいと思います。

  
 
  

  
                  ↑ 上の6枚は「コロッセオ」です。
  
                  ↑ 上の2枚は「トレビの泉」で・・・。
       
          ↑ 「トレビの泉」の横でジェラードを買い食い。私。

              ↑ 「スペイン階段」です。人の多いこと多いこと。
コメント
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