表題と違うことから書いてますが、昨日・今日は泊りがけで下関に行ってい
ました。
私どもが運営している映画館(2スクリーン)の、正月から春にかけての番組
編成のチェック、特別会員獲得の目標設定、作品別宣伝企画の立案、来年
前期のイベント計画などについてスタッフとの打合わせが主な目的でした。
それと今年に入って毎月地元の山口新聞社と共催して100人程度ご招待
の試写会を開催しています。
昨晩はナタリー・ポートマンの「水曜日のエミリア」の女性試写会でしたが
お客様の反応が大きく、新聞社も記事で取り上げてくれると思います。
因みに今年に入って試写会を開催した作品は「愛する人」「デザート・フラ
ワー」「SOMEWHERE」「ジュリエットからの手紙」「木洩れ日の家で」「ツレ
がうつになりまして」で、何れも動員に結びついた試写会だったと自負して
います。
そろそろ本題に入ります。
来年前半の映画館オリジナル企画の一つが"表題"と関係があるのです。
下関市大字彦島字船島と書いても何かと思われるでしょうが、この島こそが
宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘をした"巌流島"なのです。
関門海峡に浮かぶこの島は下関から約400m、面積0.103K㎡の小島で無人
島です。
当時は豊前小倉藩領船島といい、小次郎が自らを巌流と名乗っていたことか
ら巌流島と呼ばれるようになった由。慶長17年(1612年)4月13日が因縁の決
闘日であり、来年は400周年なので下関市が中心になって盛大なイベントが
計画中だそうです。
私ども映画館でも"宮本武蔵"作品を一挙上映したいと考えているのです。
地元の武蔵人気はもちろんですが、下関は意外に小次郎ファンが多く、「地元
銘菓・巌流焼」も美味しいお菓子で、ここの社長曰く「この劇場で"巌流島の
決闘"を上映してくれたら、全入場客にこのお菓子を進呈するよ」とまで言って
くださるくらいです。
"宮本武蔵"は各社で製作されているので、早速作品選びに入りたいと思ってい
ます。
↑島の左側が下関市、右は北九州市です。 ↑歌川国芳描く"巌流島決闘の図"