勝地(かつち)ブログ

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vol.1771 成り手

2022年04月08日 06時22分00秒 | Weblog
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県内西播のいくつかの市町では議会議員の改選期だが成り手がいない、職業として議員報酬の低さが一つの要因になっているのでは、との取材の新聞報道を読みました。

screenshot


そうなら、報酬を上げてその効果を検証してみるしかないだろう。
なぜ報酬上げないのか。まち全体の財政能力からみると現状維持が精一杯と踏んでいるのだろうか。民意反映の民主主義を維持する為の当然の負担。リスクと捉えるのでは無く。

因みに我が町の3年度当初予算人件費は3.174.281千円、その内で議員・委員等報酬の占める額は145.323千円、率にして4.5%。歳出総額からみると0.8%。
コレは高いのか低いのか、妥当なのか。
年間4回の定例議会と数回の臨時議会をこなし、閉会中は委員会活動と政務調査活動に勤しんでいるはずだが、民意にはどう捉えられているのだろう。


もう一つは、魅力が有るのか無いのかの視点。

地方議員に求められる能力や資質が、議会議論を見聞きする我々に魅力と映っているのかどうか。その場に私も加わってみたいと思わせる議論がなされているのかどうか。


議会のミッションは、民意の反映。合議制の議事機関で民意を反映するには、議員個人ではなく機関(組織として、どう取り組むのか?  どう判断するのか?  ということが必要ではないか。

御用聞きや口利きをして回るのは、申し訳ないがもっぱら区長さんのお仕事かもしれない、議会活動は議員同士で議論を闊達に戦わせ二元代表制の一翼としてあるべき。


社会学者のマックス・ウェバーは、「職業としての政治」で、政治家に求められる資質は①情熱(熱情)、②責任感結果責任、③判断力先が読める能力)と、記述。今はこれに加えて、④コミュニケーション能力が求められるのではないか。民意を深掘りして聞き取る力、議員の思いを分かりやすく民に伝える力ともいえます。



話変わって

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