勝地(かつち)ブログ

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NO.210 住民の顔

2009年05月15日 23時12分22秒 | Weblog
ペア2Fギャラリー遊で開かれている中島厚二・九谷焼陶額展をのぞき、中島さんと万灯の湯休止状態の話になりました。今年の冬シーズンまでには何とかせなあかんのですが。

アサヒほろにが会の会計決算を概略で作りあげ、午後6時半からの幹事会に臨みました。今日も点滴でしたが体調がらみで7月総会から会計事務担当をかわり会計監査役となります。会計は3年間務めたことになりますが事務局兼務みたいなものですから、毎月例会の出席確認から支払い後始末と大変です。40人がアサヒビールをワイワイ飲む交歓会も、裏方は結構地味な仕事があるのです。

午後8時半過ぎになりましたが、関宮エイドホールで開かれている「ともに考える新たな時代の地域自治」説明会を聴きにいきました。約60名。7時半から始まっていてまだ当局説明が続いてました。長いな~。


参加者質問で何がでるのかを聞きたくてですが、日常生活での課題が意見されたこともタウンミーティングが開かれてないなかではうなずけます。
本論意見としては、地域自治協議会で全て解決するような説明だが二重行政となるだけで解決するとは思えない、包括交付金は次第に無くなるのではないか、ボトムアップの盛り上げがないと地域自治協議会は成功しない、などなど4~5人から意見。答弁は、財政厳しいおり課題解決のためには地域住民一体となって取り組みことが解決早いと判断、協議会立ち上げの強制はしないが高齢化が進みじっとしていられない、などなどの当局答弁。
私はこれまで地域自治協議会の立ち上げを急ぎ過ぎているとしてきました。行政評価審査会等で見直しの事務事業は指摘していますが、住民との議論なしでそのことをもって即決定・執行することは想定してないと思います。
市財政に余裕がなく少子高齢化がこのまま進んでいけば、いま住んでいる集落はどうなっていくのか、放っておけばいいのか、手立てを施すとすればどうしていけばいいのか、住民は行政サービスの何を辛抱し行政事務事業の何を手助けするのか、役所は何人の職員を削減し行政サービスの何を見直しするのか。 
これらの議論の先に、受け皿組織として地域自治協議会を立ち上げ、地域で出来ることは地域でやろうと意思確認できれば、当面10年くらいは頑張っていけると考えています。住民がこれなら頑張れそうだと思うような地域自治協議会でないと失速します。平成27年から5年の間に合併算定交付金が順次減少し32年には年間14億円も激減しますから尚更です。
今の行政は、参画、協働、連携、補完だとか言って図を描くのは「得意」だが、いや「好き」と言ったほうが当たっているかもしれないが、住民の顔が見えていないことに決定的な問題があるように思います。多くの時間を共有し話し合うところから住民自治は始まる・・・のだが。

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