Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

樫の木食堂お休み情報

2010-05-31 | 樫の木食堂 Weekend Cafe

樫の木食堂お休み情報

 

研修とリサーチのため、6月の営業はお休みとさせていただきます。

ヨシベジ料理&スイーツを楽しみにしてくださっている皆様には、誠に申し訳ありません。

どうぞ素敵な梅雨&初夏をお過ごしくださいね。

アートなお手紙の楽しみ

2010-05-31 | Weblog

長い友人であり、フランス語を始めたころ教えていただいていた先生であるYUMIさんが楽天で展開するウェブショップをご紹介しましょう。

アイデアはパリ仕込みのアートステーショナリー

店長であるYUMIさんをはじめとしたデザイナーの独自の世界が、ステーショナリーというモノの中からあふれ出してきます。パリのエスプリ、というよりもアーチストの個性が放つエスプリが、好きな人にはたまらないでしょう。

ステーショナリーのなかでも、便箋や封筒、ポストカードに特化して、紙質のみならずディテールまで追求して生まれたそれらは、とてもぜいたく。よくポストカードカード売り場に並んでいるものとは違って、万人受けのタイプではないと思います。

なので、私は箱にしまったレターセットを眺めては、行き先は誰だろう、って考えるのが楽しいのです。この便箋で、ポストカードでお手紙を書くときには、この隠しセンス、あの人ならわっかるかな~、とかマッチメイキング(仲人)をするような、あるいはもしかしてうちの子をお嫁に出すような、そんな思考パズルを楽しんでいるんです。

ヨシ自身の感覚ですが、レシピやメニューをつくりだすときのエネルギー、それは楽しい、しんどい、孤独(一人で考える作業だから)、全部あるように思います。行ったり来たり、いろんな内的&外的体験がないまぜになって、いよいよ集中したとき、今度はそこにいろんなサポートがやってきて、不可逆性の力で完成する、そんな作業です。いきなりぽーんとくるものもありますが、それも意識のバックヤードでの地味な作業があってこそ、のように思えます。

アートをつくりだすとき、もしかして似たような感じなのかな、と思います。生まれるまでの内的、そして物理的なプロセス、それはアーチスト本人にしかわからないだろうけれど、私は便箋を手にとって送り先を吟味するときに、なにかまだこの作品づくりが続いているような、制作に参加しているような気がして、面白いのです。

話があちこちに行っていますが、そのついでにもうひとつ。実際YUMIさんは、私が勝手にイメージするような、パリの街の匂いがする女性。つまり、私の勝手なイメージでいうと、私たちが携わっている麦づくりやうどんづくりに強い関心を抱く可能性は低いタイプの方と思っていました。土ぼこりにまみれるし、粉にまみれるし。

でも違っていました。彼女は先月、アジアの米袋がリデザインされたポップな手提げ袋をさげて比留間農園にやってきました。(米と麦でコンセプトがつながるでしょ、そういうおしゃれセンスには脱帽!)そしてダッチオーブン料理や手打ちうどんや麦畑を楽しんだ後、6月の麦刈もぜひ参加する!っと、近くのホームセンターで長靴を買って帰りました。私はその意外なところを、とっても楽しみました!

触発されていろいろと連想していたら、長くなりました。今回はこのお知らせをしようと思っていたのです。

最近YUMIさんより声をかけていただきまして、ベジ料理レシピ付きポストカードの制作をすることになりました!

七夕、そして巴里祭にちなんで、というテーマをいただき、しばらくヨシの頭の中は、「そのこころは!」の問いかけ中でしたが「はい、整いました!」7月、皆さまに完成のお知らせをするのを楽しみにしています。