Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

フランス語は上達したのか

2006-02-15 | Asia&Cambodia
最近は日増しに暑く寝苦しくなってきているような気がします。
今日は朝は早く起きて、再び午前中のうちに昼寝を楽しみました。
飛行機のスケジュールを勘違いして焦っている夢とか、その他数編の本格的な夢を見たので、屋根裏の工事の音が頭上で鳴り響いていたものの、熟睡したということでしょう。
喧騒の話や、市場でふっかけられる話は始めると際限がなくなりそうなので、ぐっと口をつぐんで、と。(でもいつか爆走しそう)

プノンペンに到着した日にすぐに向かったのが、
Centre Culture Francais
フランス語を学び、文化を学ぶことができる、大変充実した施設です。
ここのメディアテックの年間会員になれば、図書館で勉強したり、本を借りたり、ヴィデオを見たりすることができます。
セミナーや映画上映も頻繁にやっています。
以前は外国人のための3ヶ月コースというのをやっていたのですが、最近はやっていないようなので、私はメディアテックにほぼ毎日通って、日本から持ってきた問題集に取り組みます。
朝8時30分にセンターが開くと、20分もしないうちに席は埋まってしまって、雑誌閲覧のソファーしか空いていません。周りは熱心なカンボジア人の若い学生たち。
町を歩いているときには、通行人を眺めて冷やかして一日が過ぎていそうな人があまりに多いので、勉強にいそしむ若いカンボジアの人たちを見ると嬉しくなります。

11時30分にセンターは一度閉まり、2時までお昼休みです。
私は大抵15分ほど歩いて宿に戻って、シャワーを浴びて洗濯をして、少し昼寝をします。途中食事をどこかで済ませて、再びセンターで勉強。7時に閉館。
フランス人はたくさんいるのですが、今のところ知り合うチャンスもなく。
ただ、以前にも書いたように年配のカンボジア人は「un petit peut」と謙遜しながらも結構なフランス語を話すので、それがいいレッスン。
センターの受付のマダムたちともひそひそとおしゃべり。
今は英語とフランス語と、そしてちょっとだけのクメール語でコミュニケーションっていうのが、愉快なシチュエーションです。

映画は観た後、なんともいえない気分に襲われながらセンターを後にすることしばしば。
しばらくカンボジアにアジャストする時間が必要なくらい、フランスの独特のムードにノックアウトされてしまいます。
私は何故かフランス語を勉強しているわけだけど、もともとフランス好きなわけでも、ファッションや映画が好きなわけでもないので、この、独特の「エスプリ」とそれを呼んでしまうのか、余韻の居心地の悪さ、というのがどうも毎回理解できないです。そして、いつまでもしつこく心の底の方によどみとして引っかかっていて。それが、制作者の狙いにまんまとひっかかっているということか。。。
邦題は忘れたけど、sous le sable(砂の下)はよく捉えていたなあ、mon idoleはかなりクレイジー,チャップリンのゴールドラッシュをフランス語吹き替えで観たときは、子どもたちも大喜び。
Level Fiveは沖縄の悲劇とコンピュータゲームをつなげた話みたいだが、言葉がわからないのでいらいら、おまけに後ろから男の人のいびきが聞こえていて、いらいら最高。
昨日はロシア映画をフランス語字幕で、3時間の宗教ものに、途中で出るつもりで入ったのに、結局引き込まれて最後まで見てしまった。
昨日いつでも出られるようにと、最後列に座っていてわかったことなのですが、あのいびき男の正体は、懐中電灯をもっているシネマの係の人だったのでした。

そんなこんなで、結構忙しい毎日を送っています。
今晩は軽くクイティアウ(お米の麺のスープ)を流して帰ろうかな。
ではでは。