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ブルース・スプリングスティーン自伝本「Born To Run」の感想その21

解説 五十嵐正さん

ブルース・スプリングスティーンの自伝本「Born To Run」を全部読み終えて僕が思ったことは、
人生にはどうしようもなく理不尽なこともあるだろう。
でもそれでも誠実に一生懸命生きていれば道は開けるのだと思う。
それを僕にブルースが示してくれた。

ブルースとブルースの父親との関係もどうしようもなくこじれていたのだと思う。
でも誠実に生きていくことでお互いが和解出来た。
少なくとも赦す(ゆるす)ことが出来た。

そんな素晴らしいことが僕の人生にも現れるのだと思わせてくれる。
僕も小さいことかもしれないけれど、わだかまりがあった。今も小さい不満はいつでも起きる。
でも一生懸命楽しんで生きていれば、それも赦せるようになるのだと僕は思う。
五十嵐正さんが解説の最後に記した言葉、
ブルースもライブで話していた言葉、
「1足す1が3になる」のだと示してくれた。
そういう人生を僕もこれから歩んでいこうと思う。
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