goo

ブルース・スプリングスティーンと当事者研究

僕の好きなブルース・スプリングスティーンが自伝本を出す。
ブルースが自分の音楽の歴史を書いて自分の曲の解説をする内容のようだけれど、
さらに自分の歴史として自身のうつ病の体験や父親のこころの病のことも書いているようだと話題になっている。
僕もこころの病を持っている者として何か親近感を持ったりもしている。

僕は当事者研究というこころの病を持った人たちが始めた、
自身を客観的にながめて生きやすい生活をしようという取り組みに参加している。
昨日も当事者研究会という集まりに参加してきた。
その中で、ある人が自分は自分の思った事を相手に言うのがいいと思って相手に話すのだけれど、
言った後にあれでよかったのか?と自問する。
そもそも自分は何者なのだろうと考えていると話していた。

その話を聞いていて僕も考えた。
僕はいい人だと結構思われているみたいだけど、そうなのだろうか?
僕はいい人を演じているのではないかな。
僕はおだやかでいるのが好きだし、一人でのんびりしているのが好きだ。
でもそれは相手に嫌われたくないからいい人でいるのかなとも思う。
少し前に集まりがあって僕は開会の挨拶をするだけでいいからと言われて実行委員長になり開会の挨拶をした。
その後で自分の当事者研究も発表した。
でも自信作だったのに反応が感じられなくておもしろく無くて、会の途中で帰ってしまった。
たまに僕は感情を表に出して周りの人を驚かせたりする。

また、僕はかあっーと熱くなることもたまにある。
一人で部屋でぼーっとしている僕が突然ブルース・スプリングスティーンのライブツアーが始まると、
アメリカまで飛んで行ってライブを観てくる。
その時は熱くなり一気に行動的になる。

どちらが自分なのだろうと思う。
どちらも僕なのだと言えばそれまでなのだけれど、
無理していい人でいるのでは、
無理して動いているのでは、
と考えたりもする。
そんな自分探しを当事者研究会で僕は行っています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ニューヨーク9... ブルース・ス... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。