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ブルース・スプリングスティーン「REASON TO BELIEVE」「生きる理由」

僕が行くブルース・スプリングスティーンのライブで何が演奏されるかな
と考えていたら、ふとこの曲「REASON TO BELIEVE」が浮かんだ。
邦題は「生きる理由」、これは少し違うと思うが。
この曲はライブでいろいろな編曲で歌われている。
僕はこの曲の歌詞がすごく好きだ。
まあ今回のHIGH HOPES TOURも残りわずかで、この曲は今回は歌われないだろうが、
歌詞を読み返してみた。

車で犬をひいてしまった男性が車道脇で、ずっと待っていれば犬が起き上がって走っていかないかと立ち尽くしている。
女性が男性と暮らして自分の稼ぎをみんな持って来るからねと暮らしていたのに男はある日、出て行ってしまう、
その日以来彼女は道の終わりで彼が戻るのを待ち続けている。
赤ん坊を川で罪を洗い流そうと洗礼を受けさせる。一方でぼろ小屋で老人が息を引き取る。
結婚式に花婿が花嫁が来るのを待っている。皆集まったが花嫁は来なかった。皆帰って行き、花婿は川がただ流れているのを眺めている。

おかしいのだけど人はなぜか信じる理由を見つける。
ひどく疲れ切った一日の終わりにでさえ人は信じる理由を見つけることが出来る。
そして、ひどく疲れ切った一日の終わりに人は信じる理由を見つけるのだ。
本当にブルース・スプリングスティーンの本質が現れている歌詞だと僕は思う。
これだから僕はスプリングスティーンが好きなのだと思う。

この曲の歌詞に「shotgun shack」ぼろ小屋という単語が出て来るが、
これは前作アルバム「WRECKING BALL」のオープニング曲「WE TAKE CARE OF OUR OWN」に出た単語で、
これが発見出来て僕は少しうれしかったです。
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