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「リボルバー」原田マハさんを読んでの感想

原田マハさん「リボルバー」を読んでの感想です。
画家ゴッホとゴーギャンの関係を描いた話。
僕はどうにも進めず止まらされていた。「上に伸びれない時は下に根を張れ」という昔、高橋尚子さんの高校時代の先生が話したという言葉を思い出して。
女の子同士の会話がいいな。冴と莉子のやわらかい会話にさらさらと読んでいける。僕はこういう本が好きなのだな。読んでいて楽しい。
冴と男二人のオークション員のいい関係が心地よく読める。
ゴッホとゴーギャンが二人とも幸せだったという結論を導き出したいという冴。
オークションの出品をするサラの姿もいい。
最初大切に少しずつ読んでいたけれど、後半一気にそれぞれの人の独白を読んだ。
孤高の画家、いいな。でもさみしい。僕も一生懸命生きよう。
冴に、なぜならゴッホとゴーギャンは彼女にとって大切な友人だからと言う言葉が僕に入って来た。
僕も友人欲しいなと思った。
ゴッホとゴーギャンのようなぶつかり合う男の友情。冴と莉子のようなやわらかい友情。
どちらも僕はあこがれる。
僕もまず僕自身がしっかり生きて友人を作る機会を大切に生きようと思いました・僕はこの本に勇気をもらいました。
機会があればゴッホの絵を観てみたくなりました。そして同じ時代に生きたゴーギャンの絵も観たいです。そして友達を作りたいです。
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