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ブルース・スプリングスティーン「the ghost of tom joad(across the border)」の思い出

僕は先週、仕事を休んでしまい今週何とか仕事をこなした。
つらくて仕事を辞めようかとさえ考えた。
昨日信頼している人に相談して解決の方法が見えた。
今日は仕事が休みで朝風呂に入ったら浮かんで来た。
止まっていたらダメだよ。動き出そうよ。
そして映画「怒りの葡萄(ぶどう)」の最後のシーンが浮かんで来た。
車に乗って移動する一家
お母さんが言う「私たちは進み続けるのだ」

いろいろな困難があって一家はばらばらになってしまう。
主人公トミーの父親はもう疲れたと弱音をはく。
でもトミーの母親は言う
「男は何かあるとすぐ止まってしまう。女性はそんなことを言っていられない」
「人生は流れる川のよう。そう進み続けるのです」

僕はこの映画「怒りの葡萄」をブルース・スプリングスティーンのアルバム「the ghost of tom joad」
で知った。
ブルースがこの映画「怒りの葡萄」を観てアルバム「the ghost of tom joad」を作ったということだった。
僕は有難く知り合った人の友人を紹介してもらい、
アメリカ、サンフランシスコに留学している人に案内してもらい、
バークレーでブルース・スプリングスティーンのソロライブを観させてもらった。
行く前に日本で映画「怒りの葡萄」をビデオで観てアルバム「the ghost of tom joad」も歌詞も読みながら聴いた。
ブルースは小さい会場で、薄暗い照明の中で消え入りそうになって一人歌う。
黙々と一人旅の歌を歌う。
そしてブルースは映画「怒りの葡萄」の話をした。
一家はばらばらになってしまう。
トミーが別れる前夜に母親とフォークダンスのように踊った。
この映画で僕が好きなシーンだ。
それをブルースも話してくれた。
そしてブルースは Keep Going と言って
「across the border」を歌い始めた。

僕は今までブルース・スプリングスティーンを追いかけ続けて、
やっとアメリカに来てブルースのライブを観れた。
その想いと一緒になって僕は温かい涙が出て来たのを思い出した。
そうだ Keep Going なのだ。

僕もつらくて止まりたくなった。投げ出したくなった。
でも進み続けるのだ。人の良心を信じて。
人生進んで行けばきっといいことあるのだ。
そうだ僕も進んで行こう。ブルース・スプリングスティーンを追いかけながら。
そうだ
Keep Going!
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