自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ブルース・スプリングスティーン Born in the U.S.A. を和訳しました

Bruce Springsteen On Broadway の公演がさらに延長になると発表になった。
ブルースもがんばるな。でも会場の収容人員約970席では無理があるからな。
そして僕は12月23日に観に行ってくるのだ。楽しみだ。
ライブでアコースティックで演奏される曲を僕自身で思い入れを入れて和訳しています。
今日は Born in the U.S.A.
この曲は反戦、当時のアメリカ批判の曲のはずなのだけれど、
当時のレーガン大統領に引用されてアメリカ万歳の曲だと誤解された。
ブルースはその後、それは違うのだと曲調を浪花節のように変えてまでして正そうとした。
やっと最近、納得出来たようだ。
でも正直なところ僕も初めに Born in the U.S.A. をレコードで聴いて、プロモーションビデオを観て、
アメリカはかっこいいな。アメリカは偉大だなと思った。
その後、歌詞を読んでその深刻さに驚いたけれど。
だから極論を言ってしまえばあのロック調の曲を聴けば誤解されても仕方ないのではと僕は思う。
でもそれをブルースは残りの半生を修正する為に費やしたのだと思う。
ブルースは真摯だなと思う。
だから僕はブルース・スプリングスティーンが好きなのだ。
そして今回のBruce Springsteen On Broadway でこの曲をどのように話してどのように演奏するのか楽しみだ。
ボーン・イン・ザ・U.S.A.
俺は死人の街で産み落とされた
最初に蹴られたのは俺が生み落とされて地面に着く時だった
そして俺はひどく殴られ続けた犬のように人生を終わるのだ
残りの半生を何とか帳尻を合わせようと費やすこととなる
アメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
そうだ俺はアメリカに生まれたのだ
俺は地元の街でケンカに巻き込まれた
そこで彼らは俺の手にライフルを持たせて
俺を外国の土地へと送り捨てた
行って黄色人を殺すために
アメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
そうだ俺はアメリカに生まれたのだ
戦場から帰国して製油所に行った
人事担当者が私の一存ではと言った
退役軍人局に行った
まだ分からないのかと言われた
俺には兄がいる ケソンでベトコンと戦っている
彼らはまだそこにいる 兄はもういないけれど
兄には恋人がいた サイゴンで愛している
俺は兄の写真を持っている 彼女の腕に抱かれている姿の
刑務所の影の下
製油所のガスの炎のそばで
俺は10年間、体を焼かれる思いで通りで生きてきた
どこにも走って行ける所がない どこにも居場所がない
俺はアメリカに生まれた
俺はアメリカで生まれた
俺は疲れ果てたアメリカのおやじ
俺はアメリカで生まれた
俺はアメリカで生まれた
俺はクールなロッキング・ダディ アメリカの
BORN IN THE U.S.A.
Album version
Born down in a dead man's town
The first kick I took was when I hit the ground
You end up like a dog that's been beat too much
Till you spend half your life just covering up now
Born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A.
Born in the U.S.A., now
Got in a little hometown jam
So they put a rifle in my hand
Sent me off to a foreign land
To go and kill the yellow man
Born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A., yeah
Born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A.
Come back home to the refinery
Hiring man says, "Son if it was up to me"
Went down to see my V.A. man
He said, "Son don't you understand now"
Oh yeah
Oh no
No no no
I had a brother at Khe Sahn fighting off them Viet Cong
They're still there, he's all gone
He had a woman he loved in Saigon
I got a picture of him in her arms now
Down in the shadow of the penitentiary
Out by the gas fires of the refinery
I'm ten years burning down the road
Nowhere to run, ain't got nowhere to go
Born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A., now
Born in the U.S.A.
I'm a long gone Daddy in the U.S.A., now
Born in the U.S.A.
Born in the U.S.A.
Born in the U.S.A.
I'm a cool rocking Daddy in the U.S.A., now
No no no
No no no no
No no no
No no no no
Whoa!
Oh no no
Whoa!
Yeahhh...
Whoa!
One, two, three, four!
ブルースもがんばるな。でも会場の収容人員約970席では無理があるからな。
そして僕は12月23日に観に行ってくるのだ。楽しみだ。
ライブでアコースティックで演奏される曲を僕自身で思い入れを入れて和訳しています。
今日は Born in the U.S.A.
この曲は反戦、当時のアメリカ批判の曲のはずなのだけれど、
当時のレーガン大統領に引用されてアメリカ万歳の曲だと誤解された。
ブルースはその後、それは違うのだと曲調を浪花節のように変えてまでして正そうとした。
やっと最近、納得出来たようだ。
でも正直なところ僕も初めに Born in the U.S.A. をレコードで聴いて、プロモーションビデオを観て、
アメリカはかっこいいな。アメリカは偉大だなと思った。
その後、歌詞を読んでその深刻さに驚いたけれど。
だから極論を言ってしまえばあのロック調の曲を聴けば誤解されても仕方ないのではと僕は思う。
でもそれをブルースは残りの半生を修正する為に費やしたのだと思う。
ブルースは真摯だなと思う。
だから僕はブルース・スプリングスティーンが好きなのだ。
そして今回のBruce Springsteen On Broadway でこの曲をどのように話してどのように演奏するのか楽しみだ。
ボーン・イン・ザ・U.S.A.
俺は死人の街で産み落とされた
最初に蹴られたのは俺が生み落とされて地面に着く時だった
そして俺はひどく殴られ続けた犬のように人生を終わるのだ
残りの半生を何とか帳尻を合わせようと費やすこととなる
アメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
そうだ俺はアメリカに生まれたのだ
俺は地元の街でケンカに巻き込まれた
そこで彼らは俺の手にライフルを持たせて
俺を外国の土地へと送り捨てた
行って黄色人を殺すために
アメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
そうだ俺はアメリカに生まれたのだ
戦場から帰国して製油所に行った
人事担当者が私の一存ではと言った
退役軍人局に行った
まだ分からないのかと言われた
俺には兄がいる ケソンでベトコンと戦っている
彼らはまだそこにいる 兄はもういないけれど
兄には恋人がいた サイゴンで愛している
俺は兄の写真を持っている 彼女の腕に抱かれている姿の
刑務所の影の下
製油所のガスの炎のそばで
俺は10年間、体を焼かれる思いで通りで生きてきた
どこにも走って行ける所がない どこにも居場所がない
俺はアメリカに生まれた
俺はアメリカで生まれた
俺は疲れ果てたアメリカのおやじ
俺はアメリカで生まれた
俺はアメリカで生まれた
俺はクールなロッキング・ダディ アメリカの
BORN IN THE U.S.A.
Album version
Born down in a dead man's town
The first kick I took was when I hit the ground
You end up like a dog that's been beat too much
Till you spend half your life just covering up now
Born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A.
Born in the U.S.A., now
Got in a little hometown jam
So they put a rifle in my hand
Sent me off to a foreign land
To go and kill the yellow man
Born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A., yeah
Born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A.
Come back home to the refinery
Hiring man says, "Son if it was up to me"
Went down to see my V.A. man
He said, "Son don't you understand now"
Oh yeah
Oh no
No no no
I had a brother at Khe Sahn fighting off them Viet Cong
They're still there, he's all gone
He had a woman he loved in Saigon
I got a picture of him in her arms now
Down in the shadow of the penitentiary
Out by the gas fires of the refinery
I'm ten years burning down the road
Nowhere to run, ain't got nowhere to go
Born in the U.S.A.
I was born in the U.S.A., now
Born in the U.S.A.
I'm a long gone Daddy in the U.S.A., now
Born in the U.S.A.
Born in the U.S.A.
Born in the U.S.A.
I'm a cool rocking Daddy in the U.S.A., now
No no no
No no no no
No no no
No no no no
Whoa!
Oh no no
Whoa!
Yeahhh...
Whoa!
One, two, three, four!
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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やはりカッコイイというイメージが強い曲だなと僕も思います。でもそれは違うのだと延々と言い続けるところがブルース・スプリングスティーンだなと思います。だから僕はブルースが好きなのだと思います。
ブルース・スプリングスティーンの歌っている姿を見てなぜアメリカ礼讃の歌だと思えるのだろうか。
あれだけ苦悩の顔をして歌って、それでも自分は君たちと同じアメリカ人なのだと宣言する気持ち。
これは第二次大戦を欧州で戦った日系人部隊も同じ気持ちではないのか。
コメントありがとうございます。
アメリカ人はアメリカが世界の全てと思っているのかなと僕は思ったりします。
ブルースの曲も歌詞をちゃんと聴けば内容が分かるはずなのですが聴いていないのですね。
実際に自分も日本の曲を、歌詞は当然日本語なのに、メロディーだけで聞いて歌詞をきちんと聞いていない(歌えと言われても歌詞が分らない)事がままある。多くの人の所謂鼻歌もメロディーは分るが歌詞は分らないというものが多いのではないだろうか。
メロディーやサビだけからの印象とは正反対な歌詞の場合には、メロディー解釈偏重による誤解が生まれるのだと思う。
確かに音楽はメロディー第一、歌詞は2番目というのがあると思います。それが音楽でメッセージを伝えることを考える上で大事かもしれないと思います。
でもブルース・スプリングスティーンでも他のミュージシャンでも敢えて暗い歌詞を明るい曲調で表現したりもしています。僕はそれがかっこいいと思います。
まあ分かる人に分かればいいのかなとも思います。