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「水曜の朝、午前3時」蓮見圭一著を読んでの感想

「水曜の朝、午前3時」蓮見圭一著を読んでの感想です。
小説でも読みやすい文章と読みにくい文章があるなと思いました。この小説の文章は硬い文章だなと思いました。
何か嫌な小説だな。下品な興味で読んでいるみたいで嫌だなと思いました。
死期が近い主人公が娘に送った録音テープを聞く設定の小説だったけれど僕は好きに成れなかった。
「私のなかに残っているのは楽をしすぎてしまったという思いなのです」
そんな女性の半生が書かれていましたが、僕はこの女性を良いとは思えませんでした。
何かワクワクするようなおもしろい文章を読みたいな。久しぶりに村上春樹を読んでみようかな。
あーすれば良かったこーすれば良かったと僕も死ぬ前に思うのかな嫌だな。この小説は怨念のようにさえ感じました。
でも洋楽の話がところどころに出て来たのは良かった。この小説のタイトル「水曜の朝、午前3時」はサイモン&ガーファンクルのアルバムだなと思いました。
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