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BRUCE SPRINGSTEEN Winterland1978.12.16の感想

ブルース・スプリングスティーンのウインターランド1978.12.16のライブを聴いての感想です。
前日のライブは海賊盤で有名で僕が一番好きなライブですが、その翌日もオフィシャルで出されてしばらく経ちましたがやっと聴きました。
この日のライブは前日に比べてルースな雰囲気で少し粗い感じがまた良く感じました。
映画「カセットテープ ダイアリーズ」「BLINDED by the LIGHT」でブルース・スプリングスティーンの歌詞が注目されているけれど、
僕もブルース・スプリングスティーンの歌詞をかみしめて聴いています。
You gotta live everyday ,broken heart stand ,price gotta pay
Pay the cost
You want it, take it, pay the price
ブルース・スプリングスティーンは夢を追い求める大切さとそのことによる代価も払うことを歌っている。
ライブではよりいっそう強調されて聴こえる。
「BADLANDS」「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」「THE PROMISED LAND」「PROVE IT ALL NIGHT」などで歌われるのを僕はうなずいて聴いて来た。
僕もブルースを聴いてそれを実践しようとして来た。まだまだ甘いだろうけれど。
そんなことを考えながら聴いた。
「THUNDER ROAD」で「もう遅いかもしれない。でも走れば間に合うかもしれない」を僕は毎回かみしめて聴く。ロマンチックだと感じる。
そして「JUNGLELAND」で僕は解放される。
僕はこころも体も楽になる。

ここで休憩が入り第2部。1978年の「ダークネスツアー」は僕が一番好きなブルース・スプリングスティーンのライブツアーなのだけど、第2部の前半が少し魅力が薄く感じる。
その中でこの日は「BECAUSE THE NIGHT」が熱く感じた。
そして「BACKSTREETS」へ。ここからは鉄板の怒涛の攻撃だ。僕は拳を握り締めて聴く。
僕も闘って来たのだなと何かなつかしく切ない気持ちになった。
そして「ROSALITA」ですっかり頭は真っ白に。
そうして「BORN TO RUN」僕は夢中になって一緒に歌った。もう恐い物は無い。
「デトロイト メドレー」もこのツアーの演奏が僕は一番熱く感じる。僕のブルース・スプリングスティーン観戦の旅の最後でこの「デトロイト メドレー」を聴けたら最高だと思う。
僕は生きていると感じる。スピーカーの前で座っているだけだけど、もうくたくただ。
久しぶりにブルース・スプリングスティーンのライブを聴いたけれど僕は夢中になれた。僕はまだ大丈夫だと思った。
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