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Bruce Springsteen On Broadway 観戦旅行記 その5 ブルースからサインをもらう

Bruce Springsteen On Broadway でのブルースの出待ちをする為に劇場に戻った。
知り合いに成らせて頂いたセキュリティーの人から9時30分にここに来るように言われたのだけど、
8時40分ぐらいに会場に戻った。
一人の女性が携帯椅子に座って待っていた。
その女性は近くに住んでいるということだった。
結構ひんぱんに来ているらしい。
僕がブルースに覚えられますねと話した。
僕がその女性だったら本当に毎日来るだろうなと思った。

段々人が集まって来て出入り口の両側に柵も作られた。
セキュリティーの人も来て僕は会釈した。
オーストラリアから来たという女性と話していたら、
日本の人と関係があったと話していて日本の歌を覚えていると話された。
「いつまでも絶えることなく友達でいよう。今日の日はさようなら。また会う日まで~」
と一緒に歌った。
そうしたらセキュリティーの人もその歌を知っていると話しかけてくれた。
僕は普段はどうってことない歌だと思っていたけれど、
ニューヨークに来て、この歌を歌うと何か良さが初めてわかった感じがした。

そうこうしているうちに人が集まって来た。一緒に来てライブを一緒に見る人も来た。
不思議と寒さはそれほど感じなかった。
ちょうど翌日が雨になって前日は南風が入り助かった。

そしてドアが開き、先にブルースの奥さんパティが出て来た。
「パティ」と声が掛かる。
何かパティが僕の方を見てくれた。すごいやわらかいやさしい顔をしてくれた。
普段映像で見る表情とは違ってやさしい顔に驚いた。
そしてブルースが来た。
ブルースもすごくさっぱりした表情だ。
すぅーと僕の方に来てくれた。
そして「Where are you from ?」
と話しかけてくれた。
本当は僕が「I'm from Japan」
とでも応えれば会話が少し出来たのだろうけれど僕は考えて来たメッセージを伝えるので精一杯だった。
「We Japanese fans are waiting for You」
と一生懸命ブルースに言った。
ブルースは僕の広げた画用紙を見て僕が渡したペンを持って少し考えてから真ん中にサインをしてくれた。
うれしかったというか放心状態だった。
一緒に来た人が動画を撮ってくれていた。
パティとブルースが車に乗り車は出て行った。

セキュリティの人にお礼を言った。
セキュリティーの人は「よかったね」と日本語で言ってくれた。
ありがたかった。
本当にありがたかった。
人の縁は大切だなと思った。僕一人では何も出来なかっただろう。
本当に大切なことを学んだ。
明日はライブを観ますとセキュリティーの人に話して一緒の人とよかったよかったと話して帰って来ました。
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