大晦日のライブ

僕の友達がやるライブに行った。
彼は１０代からプロを目指して音楽活動を続けている。
僕よりもひとつ上の年なので４０年近くやっていることになる。
いつものライブハウスに行った。
僕も今日は大晦日でこの後の予定も無いので、
ドリンクは普段コーラを頼んでいるが、今日はビールにしてみた。
コーラが５００円でビールが６００円ということに疑問を持ちながら普段はコーラを飲んでいるのだが。
するとビールがジョッキで渡されたのには困った。

今日は友達が共演者と知り合いの方と話している所に僕を紹介してくれた。
おかげで一緒にライブを楽しめた。

僕はおおげさな事を言うのが好きだが、今日のライブの感想を言いたい。
僕の好きなプロのミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンのライブを初めて観た、
後に彼のプロデューサーになったジョン・ランドーの有名なレビューがある。

僕は僕が若くなりたい時に若くならなければいけないその時に、彼のライブを観た。
彼の演奏は僕がロックを初めて聴いた時の気持ちにさせてくれた。
僕はロックンロールの未来を見た。その名はブルース・スプリングスティーン

僕も今日は仕事をつまらないと感じながら無難に終わらせて、
年末のあいさつもしないで帰ってきた。
僕は疲れて僕の夢が見えなくなっていた。
そして風呂に入り汚れを落としてライブに行った。

僕は友達のライブに音楽の可能性を見た。
僕にとっては彼はギターの師匠。
僕のお手本だ。
今日のライブは最近のもやもやした演奏から吹っ切れたと僕は感じた。

ライブが終わって皆さんと店に入り少し話が出来た。
僕は夢の持つ可能性をおおげさだけど感じた。
夢さえあれば灰色の世界も虹色になるのだと。

僕は今日新しい気持ちになれた。
また夢を育てていこうと思った。
僕も彼と同じように夢を追い続けていこう。
その時が一番楽しいのだと僕も知っているのだから。