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ブルース・スプリングスティーン「ネブラスカ」が聴きたくなった夜

部屋で最近あった事を考えていたらCDケースの中の
ブルース・スプリングスティーン 「ネブラスカ」が目に入った。
聴いてみたくなり、CDラジカセで聴いた。

最近感じている事がある。
「自分がいくら正しい事、一般的にも正しい事を話しても、
通じない人、通じない所には通じない」


職場を解雇された時も自分は正しい事を言ってきた。

職探しで相談したら希望も聞かずに、
これは良い仕事だから行きなさいと言われた。
全く自分の望む条件と違うのに。
その人はこんな良い仕事は無いのにと理解出来ない様子だった。

自分の望む事が全てかなうはずが無いとは僕でも分かる。
でもこれだけはゆずれない事はある。

その中で自分はどう生きるか?

99のどうでもいいものは流す。
でも1だけの大切なものは大切にする。


その飾り物を削ぎ落とした魂のアルバムが
ブルース・スプリングスティーン「ネブラスカ」だと僕は思う。
聴いていてすんなりと僕の内に入ってきた。


僕は「こころ」を大切にする。

世の中、お互い妥協し合って生活していると思う。
僕も周りが上手く周るならと譲ったこともあった。

最終的には、僕は本当に大切なこと以外はどうでもいいにしよう。
でも僕は自分の魂までは譲らない。
それだけは守ろうと思う。

アルバム「ネブラスカ」の最後の曲「reason to believe」で
「人はどうにも出来ない、全ての力を出し尽くした日に、
人は信じる理由を見出す」
とブルースは静かに力強く歌っている。

まだまだ僕は甘いだろうけれども、今夜は「ネブラスカ」が僕の体に浸み込んできた。
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