薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
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薪ストーブ|薪焚亭
ヨツールF-100の長短所
ずっと大型の薪ストーブを使っていたから、小型のヨツールF100を巧く焚きこなすのにチョットだけ苦労したかな。
何せ、煙の逆流にずいぶんと悩まされた。 今でもそうだ。 横引きして外気に晒す煙突の立ち上げは、必然的に煙突が温まり難く冷めやすい。
炉が小さいから、前日の熾きは殆ど残らないから、翌朝にはストーブも煙突も完全に冷え切ってしまっているのだ。 そんな状態で焚付けようものなら、煙の逆流が発生してしまう。
リビングで焚いているアンコールの排気口は、ダンパーも含めて炉内上部背面にあるから、煙突が冷えていても逆流は起こり難いし、ウチの場合ストレートに立ち上がった煙突の大部分は屋内にあるから、煙突自体があまり冷えないし、そもそも炉が大きいから、前日の熾きが必ず残っているし、だから今まで逆流なんてことは1度もなかった。
F-100の排気口の場合、後部上部の煙突口へ煙を導く過程でガラス扉の真上を抜けていく構造になっている。 2次燃焼を促すために、煙の流路延長を出来るだけ長くとろうとする設計者の意図が窺えるのだけれど、それが逆に小型のクリーンバーン機ゆえの弱点になっているのかも知れない。
毎朝、煙の逆流に悩まされるのは大変だよね。
1ヶ月使ってみて、そんな逆流もある程度コントロール出来るようになった。 そうね、ボクもF100使いの巧になったってことさ(笑)
この続きは、ヨツールF-100の長短所・その2へつづく
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コメント ( 5 ) | Trackback ( )
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道具の長所短所を理解して使うことが、僕たちの最大の楽しみ。
kankanwaさんはあらゆる短所すら、見事に使いこなすだけの「知恵」を持っていると思います。
クリーンバーンはよく考えられた欧州の知恵。
kankanwa邸で逆流するとすれば、全国のクリーンバーン機をお持ちのユーザーのお宅は100%逆流してますね。横引きが長いんじゃないのかな?
焚きつけ材を工夫して、一気に燃え広がる端材を多めに使えば良いのかな?・・・僕が首を突っ込まなくても、充分使いこなしてますかね。(?笑)
僕の使っている小型CB機は横引き1500mm(基準オーバー)だけど、逆流や吸い込み不足はないけどなぁ?
設置時に吸い込みが思った以上に少なかった事が気になると言えば気になりますね。
僕の経験では考えられない逆流でよくよく調べてみたら、煙突の梱包材が煙突の中に残っていて、排煙しなかったなんてこともあったなぁ。(爆笑!)
煙の逆流はいやだよね。アンデスの前のはあったけど・・・・。
わが家は、煙突を大屋根の上に出していた頃は横と縦の比率が「1:4.5」。いまは軒から出して「1:3.5」です。へやの温まり方は、この方がいいみたい。煙の逆流がないのは、煙突が太いからかな?
かなりごついストーブなのですが、針葉樹も燃やしたりと酷使するので、中の鋳物が融けてきて、昨年変えたのですが、本来の性能が落ちてるみたいです。中が二重になっているからか、ストーブの上にやかんや鍋を置いても沸騰しません(笑)。これは予想外。
まきストーブと付き合うのは、たのしくもあり、悩み少々・・・・ですね。
>道具の長所短所を理解して使うことが、僕たちの最大の楽しみ。
そうだね、それを極めてやろう、制覇してやろう、って繰り返しが楽しいプロセスだ。
>横引きが長いんじゃないのかな?
いやいや、ウチのはせいぜいが90センチだよ。
トップから1メートル立ち上がり、90センチ横引いて、9メートルストレートだものね。
>僕が首を突っ込まなくても、充分使いこなしてますかね。(?笑)
ようやくね。
でもまだまだ改善の余地はありかな?
煙突って、薪ストーブって、微妙な設置条件の違いで、これまた微妙に違ってくるものなんだね。
それとストーブ特性、相性なんかも絡んでね。
みどりさん
>横と縦の比率が「1:4.5」。いまは軒から出して「1:3.5」です。
比率で言ったらウチはすごい数字だな(笑)
「1:12」
最初だけなんだ、ほんの数分間、煙突がちょっとでも温まれば、スゥーっと引いていくもの。
でもねぇ最初の逆流はタマランもんだよ!
10畳程度の部屋だから、直ぐに煙に咽ぶ部屋と化す(笑)
そして階段吹き抜けから、被害は上階へと広がって、何じゃこりゃってな感じさ(笑)
>中が二重になっているからか、ストーブの上にやかんや鍋を置いても沸騰しません(笑)。
ウチのF100もクッキングには向かないみたい。
天板とバッフルプレートの間の空気層(煙道)と、天板そのものが、凸凹していてね。
もっともこれは、表面積を稼ぐための知恵のようだけどね。
薪ストーブ、もっと色んなの焚いてみたいよ!
ご無沙汰です(笑)
私の家の薪ストーブのこと、煙突の付け替えのこと、望ましい煙突の縦横の比率のこと、コワイ煙道火災のこと、低温炭化のこと、雪対策などを写真たっぷりで載せました。
トラックバックしますね。
DIYにしろ、外注にしろ、委託にしろ・・・
施工をキチンとやらないと危険なんですよね。
これは薪ストーブに限らずですが、特にコイツは火災というリスクがありますから、
ここのところは譲れない、手抜けないですね。
でも、逆に、キチンと施工されて、メンテナンスされていれば、全く問題なしの安全な暖房器具なんですがね。
薪ストーブが出火元だなんて聞くと、悲しくなりますよ~