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知恵の輪な焚付だったりする訳で

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1年と1ヶ月の間、薪棚の屋根の上で雨ざらされた丸太を焚くことにした。

蔓が絡んで樹がねじれていると、圧のかかり方が上手くいかなくて27トンのパワーがあっても割れてくれないことが極々稀にある、と言うか、今までにたったの1回だけなんだが割ることが出来なかった。 で、薪棚に並べるにゃ形が悪いし仕方がないので雨ざらして置いたって訳だ。 ご覧の通りで茶色がとんでしまって、見てくれはすっかり流木のような灰色だったりする。

直径が20センチ弱程度のまんま丸太だから火持ちも良さげなんで、本当は就寝前に放り込みたいところなんだが、何せデカ過ぎてトップからは絶対に追加薪として入らない。 かといって正面から攻めてもアンダイアン(薪止め)が邪魔してくれるものだから、これが知恵の輪みたいでなかなか上手く入らない。 焚いてる最中に追加薪として入れることはとてもじゃないが熱くてやってられないだろう。 と言う訳で、焚付時から知恵の輪ってことになったのだった。





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コメント
 
 
 
ある、ある・・・ (owl)
2008-11-10 03:55:14
『薪は唯一自給可能な高カロリーエネルギー』・・・と活動の標語の様に唱えてはみたものの、曲者(くせもの)がいるのです。
手割であれば、間違いなく諦める曲者。
機械の力に任せて、「えい!やぁ!」。
しかし、割口は「ざくざく」、割り目は引き千切られて「ぐしゃ、ぐしゃ」。
支点が確保されての27tパワー。(笑)
こんなのは、輪切りプレート状にして、「ぽこ、ぽこ」と放り込むしかないのです。トホホ。
 
 
 
山盛り (takake)
2008-11-10 04:55:39
ボクの場合は樹種や形にこだわっていれない事情(いただける物はなんでもいただく)ので、そんなの”ざら”です。マジックアックス+ハクスのクサビ(ねじれ付き)2本、+自己設計の巨大クサビでも割れず、特に90度くらい”ねじれ”があるやつはどうがんばっても「ワシャァテコデモウゴカンゾ」なんぞとふんばっており、家の裏に山盛り転がってます。間違いなく曲者です。
特に、ケヤキ、梅がたいへんですね。
前に筋を痛めた話をしましたが、近々チェンソーで始末する(しかない)予定。
でも”輪切りプレート”は思いつかなかったです。
普通の薪のように縦に切ってました。
確かに輪切りのほうが作業性がよい!!!。
またひとつ勉強させてもらいました。
owlさん、ありがとうございました。
 
 
 
大物 (nnishi@小樽)
2008-11-10 17:49:53
こういう大物を焚くのはシーズンインの証拠ですね。

私はアンコールはアンダイアンを緩く留めていますので、
大物を入れるときは抜きます。アンダイアンが無くても、
太薪をトップから落とさなければ、ガラスが割れる心配はないですよね。
むしろ、暖炉的に開放で使うときのためにあるのかなと
思います。だから普段は無くても大丈夫。

でも、フェデラルコンベクションはアンダイアンを
抜くのがもっと簡単なんですよね。よく考えられたストーブです。
しかし、私の友人で1~2年毎にコンバスターを破損させ続け、
嫌になってエンライトに買い替えた人もフェデラル
コンベクションFA285でした。あまり破損の話をするので、
私はVCよりもダッチウエストの方がコンバスターが壊れやすい
のかと誤解していました。

私は7年間使ったコンバスターをこのたび破損無しのまま
引退させまして、先週から新しいもの(以前に
3ヶ月使用)にしました。ついでにコンバスターの
温度を直接測れるようにしたら、天板250度で、
コンバスターは500度でした。コンバスターが破損した
あるひとは二次燃焼室の温度を測って、天板250度で
二次燃焼室724度だったそうです。
予想以上に二次燃焼系の温度差が大きいです。
煙突性能、あるいは焚き物が良すぎたときに、コンバスターが
1200度まで上がるとしたら、それは破損の原因になりますよね。

もし薪焚亭ご主人さんのところで、それが起こっていると
したら、フェデラルコンベクションに変えても
コンバスターが壊れる、、という可能性はなきにしもあらずです。

例えば、アンコールの2重煙突をもう少しとっぱらって、
シングルを増やすと、ドラフトが落ちてアンコールの
コンバスター破損が無くなりはしないものでしょうか。
私のシングルの2メートル室内煙突(うち1メートル
横引き)を見て、そんなことを考えました。

あるいは一度、職場と家のFA225とエンライトを取っ替えてみて、
FAならコンバスターが壊れないとなったら、
FAに乗り換えてみるというのはどうでしょうか。

アンコール仲間が減るのはアレですが、
私もストーブに気を遣わないで焚けるのが当然と思います。
 
 
 
いろいろ (薪焚亭主人)
2008-11-10 21:37:18
owlさん

>手割であれば、間違いなく諦める曲者。機械の力に任せて、「えい!やぁ!」。しかし、割口は「ざくざく」

輪切りするだけエライ!(笑)

ここ数日、すっかり冬です。というか、立冬だもんね。 伊那谷の気温と郡山の気温はほぼ一緒なことが多いですね。少し伊那谷が気温的には低いことが多いけど、その分こちら風が強くて体感温度的に考えるとやっぱし同じかな~

今朝の気温は6度で、11月に入って3度目のことです。




takakeさん

>「ワシャァテコデモウゴカンゾ」なんぞとふんばっており、

ケヤキならそういうの特に多いんだろうね。
残念ながらケヤキが無いんだよなぁ~(笑)



nnishi@小樽さん

上に書いたとおり小樽ほどでは全然ないけれど、結構冷え込んできましたよ。日中も気温があまり上がらん。

ボクはアンダイアンは真っ直ぐじゃないとイヤな性格なんで、動かない程度に締めてます(笑)
が、大物を入れる時は緩いのもありなんだね。

そうなんです。FAシリーズはアンダイアンが穴にはまってると言うか、置いてあるだけなので直ぐ外せます。扉開口巾がアンコールのように広くないから、簡単に外せるってのはある意味よく出来てます。

>予想以上に二次燃焼系の温度差が大きいです。

ご指摘の通り、一度場所というか、煙突を換えて試せばいいんでしょうね。
と言いつつ、1階から2階へ、2階から1階へ、それぞれを運ぶのは・・・ ですよねぇ~
nishiさんがすぐ近くに住んでたら(笑)


 
 
 
またまた・・・ (owl)
2008-11-11 02:51:02
駄文を披露させてもらいます。

触媒を破損させる原因の多くは、「焚き過ぎ」と言われますが、ことばにするとあまりに曖昧で根拠がどの程度あるのか疑わしくなります。では、「過剰燃焼」と言えば理解できるのかと言えば、やはり同じ事の様に思います。
「焚く」「燃焼」を「温度が上がる事」と言い換えると、「温度が上がる原因」「上がり過ぎる原因」を突き止めると分かり易く、コンバスターの破損の原因に繋がるのではないかと考えます。
根拠の浅い私の理解ですが、「新鮮空気の過剰供給」が破損の最大の原因だと考えます。特に品質の良い焚きものを充分に用意されているご家庭の薪ストーブでは、「焚き上げ時」から空気を絞って「適度に緩慢な温度上昇」をさせた方が本体やコンバスターには負担が少ないと思います。
その点、オートマチックなアンコール君の方が「簡単な操作」ということになるのでしょうが、簡単な分、管理(=コントロール)できない落とし穴があるのかもしれません。その点、「煙突の引き」に言及されたコメントは秀逸だと感じました。
ただ、私は「丸と四角の違い」が「壊れ易さ」に繋がっているという簡単な理屈でも理解をしています。

燃焼室内は想像以上に過酷な状況です。
その過酷さに耐えられるストーブ君は「エライ!」
水平=「熾き」→「スロートフード」→「コンバスター」
垂直=「熾き」→「新しい焚きもの」or「空間」→「バッフル」→エア供給→「コンバスター」

 
 
 
触媒 (薪焚亭主人)
2008-11-11 05:31:20
エアーはフルに焚付時の炎に晒され続けた1年間、その割には煙突の触媒はそっくりそのまま割れも無く丸です。

二次燃焼に入ってからはある意味ナーバスなくらいにエアーを微調整します。でも四角は壊れます(笑)

確かに狭い空間で焚いてる225の方が高温での連続運転ではアンコールよりトータル時間が短いでしょうが(225は暑くて熾き火で過ごす時間が長い)金属枠に僅かな歪みすら発生しない。

まぁ触媒破損云々のそのあたりのことは、実はある意味どうでも良くて、それより何よりボクが重視したいのはメンテナンス性ですね。
フツーに焚いて壊れるなら直しやすくあって欲しい訳で・・・




 
 
 
空気の過剰はほとんどのケースに当てはまると思います (nnishi@小樽)
2008-11-11 15:28:44
owlさんご指摘の「新鮮空気の過剰供給」の問題は
重要だと思いますので、それについて
意見を書いてみます。

一次空気が過剰で炉室の中が炎であふれるような
焚き方をして急に温度上昇させると温度ショックで
セラミックが割れる可能性有りです。ちまたの
触媒破損はこれが主な原因だと思います。

ただ今回、薪焚亭さんのようにまだ触媒がしっかりして
いるうちから、金属枠が歪む、という現象は、
これでは説明がつかないので、温度がなぜ上がり
過ぎるか、という問題に戻ってしまうかもしれません。
私の前回の意見は煙突の引きの良さが炉内の炎と熱気を
コンバスターに引き込むから、と考えたのですが、
それについて考え直すと、後述の理由 *で自信が
持てません。

それと、2次燃焼空気についても供給過剰が問題に
なりそうですが、2次燃焼空気の取り入れ量は
私のアンコールでは実に少ないようです。
1次空気は吸気口が大きく開き、風の音が
なるほどの空気を取り込みますが、2次燃焼の吸気口の
すきまは非常に狭く、最小で2ミリ最大で4ミリ
程度(実測していないのでアバウトですが)の
隙間から入り、風の音もしませんし、手で触って
気流をはっきり感じるほどでもありません。
開き方は着火時から巡航運転の温度では2ミリ程度の
ままで、異常な程の高温にならないと4ミリまで
開きません。つまり、燃焼中のほとんどは絞りっぱなし
ということです。

しかし、もし薪焚亭さんのところで、調整の加減で
2次燃焼空気の吸気口が開き加減であるとか、煙突の
引きが良くて、2次空気も大量に引き込まれていると
したら、2次空気と煙が出会う位置、すなわち
コンバスターの手前側上空でリーンバーン燃焼が
起きているのかもしれません。

これで過剰燃焼=過熱の説明がつくかと思いきや、
後述の理由*というのは、薪焚亭さんの煙突には
2つ目のコンバスターがついて引きを制限しています
し、煙突も異常に長いものではないようです。
そうすると、煙突が原因という可能性は低いかと
思われます。(煙突コンバスターの熱のおかげで
引きがさらに良くなる可能性もなきにしもあらずですが)

2次給気口が開き過ぎ、という可能性についても、、、
多分無いですよね。そもそもどのくらい開くのが正常かは
私はDefient Encoreについての話しか知らないのです。
その機種ではスタート時に、2次燃焼のバイメタルの
先端が4時の位置になり、2次給気口は最小に閉じる
ことになっていたと思います。私のはいまそのように
調整してあります。これだと280度でも6時位置。
300度を超えても2次給気口は最小のままになります。
これでは、おかしい気がするので、目下調査中です。

薪焚亭さんが、 Defientじゃない Encoreについて
資料をお持ちでしたら、ここの調整について
教えていただきたいと思います。
 
 
 
nnishi@小樽さん (薪焚亭主人)
2008-11-13 12:18:13
一昨年の夏に分解した時に確認しただけですから直近の状況までは自信がありませんが、バイメタルのセンサーも交換しているし二次空気口の開度は問題ないと思います。

煙突の引きについては問題ないと思います。決して強すぎないことは炎の立ち具合で経験的に判ります。

名前からデファイアントが外されてからの資料、取説には詳細は書いてませんね。この辺りの調整が必要とすればディーラー設置代理店依頼のメンテ項目だと言うことでしょうかね。

いずれにせよ、自分としてはただ単にフツーに焚きたいだけなんですよね。

 
 
 
了解 (nishi@小樽)
2008-11-14 14:21:37
どこにも問題がないようですね。

資料の件も了解しました。
 
 
 
nnishi@小樽さん (薪焚亭主人)
2008-11-16 08:09:24
>どこにも問題がないようですね。

そうなんだよねぇ~ 結局、漠然とした中での結論になっちゃってはいる訳で・・・


 
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