かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

奈良・桜のある風景その5 竹林院

2010年04月15日 | Nara ( Japan )



吉野のメインストリートには、多くの寺社が立ち並ぶ。
これは、東南院。役行者の開基と伝えられる。このあたりには、多宝塔がひじょうに多い。



勝手神社は、義経と別れた静御前が舞いを演じたところとして有名だが、今は社殿を焼失し、立ち入り禁止になっていた。



これは、桜本坊(さくらもとぼう)。赤い仁王様が印象的だ。



吉水神社は、前回紹介した。世界遺産にも指定されている。元は、金峯山寺の塔頭だった。最古の書院建築で、源義経、後醍醐天皇、豊臣秀吉の花見など、数々の歴史の舞台にもなった。



さらに奥に行くと、桜の広場と呼ばれる場所があった。桜が咲き乱れ、人々が思い思いに楽しんでいる。



これは、うすみどり桜。不思議な色をしている。



この近辺で、桜が一番奇麗な寺社は、竹林院だろう。創建は、聖徳太子とも、空海とも言われる。大和山庭園の一つといわれる群芳園は、秀吉の観桜の最、千利休が作庭したと伝えられる。
宿坊も併設されており、この辺で泊れたら、贅沢だろう。



池泉回遊式庭園で、360度から、堪能できる。



蔵王堂も遠くに見える。
今回は、吉野を二日に渡って、堪能できた。

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奈良・桜のある風景その4 如意輪寺

2010年04月14日 | Nara ( Japan )
今日は、ららぽーと横浜に、恥ずかしながら初めて行ってみた。よくできている。楽しめる。ただ、中に入っている店は、横浜の他のSCでも見たことのある店で、ONLY ONEという感じはない。SC全体を楽しむ場所なのだろう。
金曜には、上大岡に"mioka"ができるが、どんな感じになるか。消費低迷の中、SCばかりできてもという感じもするのだが。



中千本の真ん中に如意輪寺は、ある。その前にちょっと、右に見える茶屋で腹ごしらえ。おばさんが一人で、全部やっている。この人出で回る訳ない。



茶屋からの眺めは、こんな感じ。見事というしかない。



真中の桜の中に見えるのが、如意輪寺。五郎平茶屋からの眺めだ。



結構メインストリートからは、距離があるのでたいへん。谷を一つ挟んだ山の上にある。



元々10世紀の開山だが、後醍醐天皇の勅願寺となり、楠木正行公も、足利家との戦いにここから出陣したという。
宝物殿があり、正行公が扉に書き遺した辞世の句を見ることができる。



楠木公父子(正成、正行)の別れの場面の石像もあった。



多宝塔は、宝物館の裏の小高い丘にある。この時期、様々な花々に囲まれて、うれしそうだった。



吉野のメインストリート方向も、よく見渡せる。



後醍醐天皇陵は、本堂のすぐ裏の山の上だ。



さぞ、無念だったろう。


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奈良・桜のある風景その3 吉野水分神社

2010年04月13日 | Nara ( Japan )


花矢倉のちょっと先に、吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)がある。水の配分をつかさどる神様を祀る。



小さな境内だが、ちゃんと桜も咲いている。



社殿は、桃山時代のもので、豊臣秀頼が再建した。



上千本まで見たので、奥千本もと思って、金峯神社(きんぷじんじゃ)を目指した。しかし、これは、たいへん。道は、単調だし、胸突き八丁みたいな坂道が続く。バスも出ているようなので、体力増進を目的とする向き以外は、バスで登って、下りながら味わった方がいい。

この金峯神社は、奥千本口からさらに少し登ったところにある。小さな神社だが、修験道の修業場にもなっている。藤原道長も参詣したというから、歴史も古い。近くに地図があったが、この道は、熊野の方まで続いている。ここまでだけでもへとへとなのだから、修験の道は、厳しい。



近くに小さな祠があって、源義経隠塔と名付けられている。こんなところまで、落ちのびていたのか。役行者の修業場でもあったようだ。このあたりから、奥千本があるはずなのだが、明らかに桜にはまだ早く、つぼみも膨らんですらいない。
霧も出てきた、上千本以下とは一線を画した、神秘的な雰囲気を漂わせる場所だった。

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奈良・桜のある風景その2 金峯山寺(蔵王堂)

2010年04月12日 | Nara ( Japan )


金峯山寺(きんぷせんじ)は、2月に続く再訪。その中心である蔵王堂(ざおうどう)は、国宝に指定されている巨大木像建築。その前の四本桜が、見事咲いていた。南朝の悲話の舞台の一つだ。



吉水神社に降りていく途中で、桜越しに蔵王堂を拝めた。吉水神社は、豊臣秀吉が1594年に花見をした場所だが、人があまりにも多かったので、中には、入らなかった。2月は、一人で、内部をじっくり堪能できたのだが。



南朝の皇居があった八角三重塔付近も桜の花に包まれていた。



仁王門の前にも、ちゃんと桜が咲いていた。



朱塗りの橋に、桜も映える。
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奈良・桜のある風景その1 吉野千本桜

2010年04月11日 | Nara ( Japan )


まだ京奈近シリーズが終わっていないが、桜の季節感が残っている内に、奈良の桜巡りシリーズをスタートすることにした。
ハイライトは、何と言ってもこの吉野山。これは、花矢倉から、上千本、中千本、下千本を見下ろした絶景。中央の遠くに見えるのが、金峯山寺の蔵王堂で、吉野駅からここまで二往復もしたと思うと、よくやったという感じ。
前日は、雨上がりで、空気が澄んでいたせいか、大阪の高層ビルや、六甲山まで見えた。吉野のみならず、関西の中でも、随一の絶景の地と言えよう。
吉野の桜は、全部で6万本もあると言われている。



これは、上千本。





これは、中千本。秀吉が花見をしたのもこの近辺だ。
左に見えるお寺が如意輪寺。



下千本は、吉野駅からも見える。
とにかくどこもかしこも、桜満開。天気のいい日に再訪した甲斐があった。
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