かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

EL MOCAMBO 1977

2022年05月14日 | Music
今日は、午前中凄い風雨だったが、午後に上がった。
でも蒸し暑い。
梅雨の合間に(まだ梅雨入りしていないが)、お墓参りに行って来た。

本CDは、出たばかり。



ジャケットはこんな感じで、透かし彫りのベロマークの後ろに、解説書の表紙の色が、浮き出すデザイン。



裏を返すと、こんな色。

Stonesの1977年のシークレットライブの新マスタリング版。
完全版で世に出るのは初めてという。
300人ぐらいのトロントでのライブというが、知らなかった。
当時、パンクの台頭で、Stonesの地位も危うい中、キースの麻薬問題で消耗し、結構危機的な状況だったStonesだったが、本演奏を聞く限り、しっかり、している。
ロニ―はまだ加わって間もない。
プレストンがキーボードで参加し、しっかり支えている。



説明書も、簡潔にしっかりしている。

今の定番曲は、半分ぐらいで、ライブ音源で聴く初めての曲も多い。
ブルース色、R&B色の強い曲も多く、Stones らしさが、あふれている。
でもやっぱりライブでは、ロックっぽい曲がいいかな?
ラストの方に並べている。
小さな会場で、観客との一体感も強く感じられる。

トルドー首相の妻のファーストレディのマーガレットは、2日ともライブに訪れ大はしゃぎしていたという逸話も残る。
エイプリル・ワインというグループのコンサートとして告知され、当然当日は前座になったのだが、彼らも名声を得た。
コックローチズという名でもう一つのバンドがアナウンスされていたというが、これがStonesだった。
Beatles をもじったのだろうが、コックローチズは、もっと嫌われている?

スタジアムコンサートが本格化する前の、ライブが減っていた時期の貴重な音源。
マスタリングが非常にバランスよく、心地よく聞ける。
Stonesファンは是非聞くべきだと思うが。

コメント
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