神奈川新聞さん発行の横濱第44号。
本雑誌は、テーマに興味があった時にゲットしている。
今回は、ハマの建物巡りということで、ゲット。以前、やはり、神奈川新聞社さん発行の、ハマの建築探訪という本を片手に、有名な建物を回っていたことがある。
本書は、それをより幅広く、多面的に紹介してくれて、面白かった。
地元紙の責任編集で、コスパもいい。
雑誌だから、まさに街をガイドする感覚で、見落としがちな建物も取り上げられている。日本に有名な建物を数多く残したH.モーガンさんの特集記事も面白い。奥様が日本人で、亡くなられたのは、1937年。WWⅡの前に亡くなられたのか。
1985年の山手西洋館の写真群も興味深い。当時は、まだ、観光地化のための整備途上だった。
まちづくりの観点からの記事も。個人的に馴染みのあるシーベルヘグナーのビルも紹介されていたのがうれしい。赤レンガ倉庫の再開発前の写真も貴重だ。昔は、ほとんど立ち入れる場所ではなかった。
震災後の復興時に作られた橋群もたくさん残されていることを知った。今見ても、立派な橋たちだ。
特集とは、関係ないが、保土ヶ谷の菅田町の昭和30年頃の写真もなつかしい。私の知っているのは、40年代だが、記憶が蘇る。
ハマっ子には、是非お勧めしたい1冊。
結構前にゲットしたが、次号は、7月だから、まだ売ってると思う。