珍しく、売れてる本をゲット。
たまたま最寄りの本屋に行ったら、サイン本があったので、たぶん読まなかったかも知れない本をゲット。
当然、本屋大賞を受賞したぐらいだからおもしろい。
ただ、歴史小説というよりも、劇画の小説版といった方が近いかも。
でも、登場人物のキャラ、時代背景、ドラマチックなクライマックスなど、見せ場多く、読者は惹きつけられる。
我々のような歴史好き読者には、毛利家、村上海賊、泉州海賊、信長、一向宗の駆け引きがリアル。これだけでも、読む価値あり。
海賊がゲリラではなく、海の中の藩のように機能していた中、それを、利用したり、支配したりして、天下統一を目指した戦国武将たち。動かなかった武将たち。
劇画チックな小説好き or 戦国時代の小説好きの方に、絶対お勧めできる。
文庫本、貸本、古本で対応するかは、読者のチョイス次第。