オランダと言えば、風車。でも、今回のショートスティでは、2回しか見なかった。これはそのうち立派な方。回ってはいなかったが、中には家があり、人が住んでいるようだ。ロケ隊みたいのがいたから、アムステルダム中心部近くでは、珍しくなっているのだろう。
モスクワから、アムステルダムに来て、一番ほっとするのは、空港。スキポール空港だが、欧羅巴の中でも、ハブ空港として栄えている。その前のモスクワの空港との対比では、同じ欧羅巴の中でも、天と地。写真は、空港内の売店。オランダのフラッグシップエアラインであるKLMの売店で、店舗のデコレーションには、本当の飛行機の部品(エンジン、機体など)が使われていた。天井のサッカーボールは、ユーロ2008を盛り上げるデコレーション。ちょうど、オランダがイタリアを破った直後で、お祭り騒ぎだった。
オランダは、欧羅巴の物流特に海運)の中心として栄えてきた歴史を、入国した瞬間から感じさせてくれる。ロシアからの入国時には、一応スタンプを押されるが(入国カードなし)、その後のEU域内の入国、出国には、チェック無し。ドメと同じ扱いになる。ユーロは一つということを実感した(前回来たのは、20世紀で、国もばらばら、通貨もばらばらだった)。特に、国が変わる度の両替が不要になったのは、大きい(とはいっても、今回訪問の4ヶ国は、オランダ以外は、まだ独自通貨であったが)。