goo blog サービス終了のお知らせ 

かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

モスクワその11 聖ワシリー聖堂

2008年07月01日 | Europe・Middle East・Africa


赤の広場に北から入ると、その突き当たり(つまり南端)に、ャNロフスキー聖堂(聖ワシリー聖堂)がある。モンゴルに対する戦勝記念として、16世紀にイワン雷帝によって建てられたというが、この玉ねぎ屋根を見ると、ディズニーランドにあってもいいようなデザインだ。

9つの塔からなり、全く均衡がとれていない。当初は、この独特の屋根はなかったらしいが、イワン雷帝があまりの美しさに、二度とこのような美しい建物が建築されないようにと、設計者の目をくり抜いてしまったという。恐ろしや。

世界遺産にも指定されているこの聖堂は、別料金を払えば、中も撮影できる。中は、歴史の重みを感じさせるフレスコ画や、イコンに囲まれており、構造も複雑である。





このイコノスタスはその中でも立派なもので、ちょうどおじさん聖歌隊が現れて、美しい聖歌を、アカペラで歌ってくれた。すばらしい響きで、みな聴き入っていた。



塔を内側から見上げると、こんな感じで吹き抜けになっていて、やはり装飾で埋め尽くされている。頂点には、キリスト様の御姿が描かれている。



これは、出口から赤の広場を見下ろしたところ。ロシア語のガイドさんは中にいて、ロシア人は説明に聞き入っていた。そういった意味では、訳もわからず、中をうろちょろしただけだが、それでも、この聖堂のすばらしさは、十分感じることができた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする