時代小説、歴史小説が好きだ

いつかも記したが、私は子どものころ、吉川英治の時代小説の愛読者だった。この人の作品で特に有名なのは、「太閤記」だったろうか。

最近は、これまでも記してきたが、三浦綾子や澤田ふじ子の小説などに惹かれていくつかについて記してきた。このひと月ほどの間に読んできたのは。嶋津義忠という人の小説。
「北条義時」「竹中半兵衛と黒田官兵衛」、今は「乱世光芒」だ。市の図書館には他にもあるようなので当面この人の著書に親しもう。

嶋津という作家についてこれまで知らなかった。しかし、この歴史物に接すると半端ない感じだ。今読んでいる「乱世光芒」は石田三成が主人公。秀吉の家臣として活躍中。当初、信長の配下の秀吉だったが、明智光秀が主人の織田信長をころしてくれたために、秀吉が「天下人」になり、戦国の統治者になりつつあった時に病気で倒れ、その後徳川家康の天下になるのだが、その大激動の時期を三成がどう自分の世界を切り開こうとするか、がこれからの話し。

500ページの長編小説を読み切るのもまた楽しみだが、読み通す力もまた必要だと痛感しながら読んでいる最中。

テレビではウクライナでの戦争をはじめ知床沖の事件など、フイクションでない深刻な問題が報じられているのに、フイクションの世界に埋没しているだけでいいのかな、などと思いながら…。
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