お札が紙飛行機に
5-2 国が財政破たんをしたら・・・前回の続き
第一次世界大戦と二次世界大戦の間のドイツは財政破綻に近い状態にありました。このときは国家資金を調達するのにお札を刷ったのでハイパーインフレになりました。印刷が間に合わずお札の片面しか印刷されていないものが出回り、「翌日にはお札は紙くずになる」といわれたほどです。
これに近い例は他にもあります。財政破綻寸前に追い込まれたアメリカの首都ワシントン市では、道路の補修も夜間の道路照明もままならなくなりました。現在の夕張市では?詳しく知りませんがいろいろ資料はあるはず。政策として何が優先されるかによりますが、多くの政府支出を削らねばならなくなります。そして税金が増える。政治家と官僚の利益から遠いものほど先に削られそうな気がして恐ろしいのですが。最悪の事態は政府の崩壊で、治安も維持できず、暴力的な力を持つ者が闊歩することになる。そうそうは起こりませんが、絶対ありえないともいえない
この意見には、不安を生じますね。こうなっては絶対いけません。
誰の意見が真実は解かりません。これがわかったことが爺自身にはよかったと思います。