kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

爺が常に不安に思っていること・・・日本国債は大丈夫なのだろうか・・・その4

2013-01-19 13:16:13 | 日記
3. 国は、どんな時に経済破たんするのですか

ロシア政府、アルゼンチン政府共に、別段、国内向けの自国通貨建て債務を返済できずに財政破綻したわけではないのです。両国政府が返済できなかったのは、外国からドル建で借りていた債務、すなわち対外公的債務になります。
 この「政府が外貨 (ドル等) 建てで、海外からお金を借りていた」という部分が、最も重要なポイントです。

 本書冒頭から、わたくしは日本政府の借金について

「日本政府の借金の債権者は、実は日本国民」
「政府の借金について、税金で返済している国は世界に一つもない」

政府は自国通貨建ての借金について、永久に繰り延べしても構わない

「日本政府は世界で最も安い金利で国債を発行できる」
四番目のキャッシュフローを持つ政府が、債務不履行になることは不可能
 などと説明してきました。しかし、これらは全て政府の借金が「自国通貨建て」であることが前提になっているのです。日本政府は借金返済のために税金を上げる必要は全くなく、むしろ増税は日本経済の足を却って引っ張る可能性が濃厚です。
 日本経済の調子が悪くなると、政府はますます借金を増やし、景気対策に精を出さねばなりません。そういう意味で、税金で政府の借金を返済しようとすることは、明らかに本末転倒なのです。
 しつこいですが、政府の借金は完済する必要など全くありません。しかし、それも全ては日本政府の借金が、自国通貨建てだからこそ、言える話なのです
爺には、まったく理解できません。もう少し、勉強してみたいと思います