kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

爺が常に不安に思っていること・・・日本国債は大丈夫なのだろうか・・・その3

2013-01-18 13:14:18 | 日記
2. >『世界一の金持ち国(債権国)日本』

財務省が5月22日に発表した2011年末の対外資産・負債残高によると、日本の企業や政府、個人が海外に持つ資産から負債を引いた対外純資産残高は前年末比0.6%増の253兆円(GDP比では54%となった。
円高を背景に日本側による海外企業のM&A(合併・買収)などの直接投資(対外資産残高)が増えたが、反対に海外勢が日本の短期債を買い増し(日本にとっての対外負債残高)も増えて、最終的なプラスマイナスで日本の対外純資産の伸びは小幅にとどまった。

日本は昨年(2011年)3・11東日本大震災や史上最高値の1ドル70円台の円高の影響で1980年以来初の貿易赤字を記録している。
この貿易赤字のマイナス要因にもかかわらず、日本の純資産残高の規模は最大だった2009年末(266兆円)に次いで過去2番目の高さである

日本は70年代に収支が黒字化して以来海外資産は40倍、海外純資産は60倍も積み上がり、1991年に対外純資産47兆円(1ドル140円~160円)で世界一になって以後、バブル崩壊で日本経済が低迷しているにも拘らず円ベースで6倍、ドルベースでは11倍に膨れ上がり21年連続で世界最大の債権国となっている。