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曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ホシミスジ と コミスジ

2012年06月16日 | 日記

今日の花

 

 


 2日前 源明山の笛吹き峠へ行ってきました。源明山という所は不思議な所で昔から珍しい植物があったり珍しい蝶がいたりで、そういうことに通じている人はひそかに山に入っていたようです。私は最近行くようになった新参者です。

この時期ですとホシミスジが出ているかもと期待して登って来ました。今年もホシミスジは結構沢山いて安心しました。

ついでによく似ているコミスジを紹介しましょう。

 


ホシミスジ

 

ホシミスジはこんなそそり立つ岩場を好みます。

ホシミスジの飛翔はややゆったりしているのでカメラで追うのは比較的楽です。

 


コミスジ

 

続いてよく似ているコミスジを紹介しましょう。ホシミスジの生息場所は限られますがコミスジは一般的に広い範囲で見られます。

 

上のホシミスジとコミスジはよく似ていますが違いは何処にあるか分かりましたでしょうか。

 

 


ささやかなニュース

 先週の土曜日のことです。夕方みかん畑に仕事に行った時、みかんの木に何か赤いものが引っ掛かっているのをみつけました。緑の中に真っ赤な色のものがあるのですから気になりました。近寄って見ると紐のついた割れた風船で、更に手に取って見るとメッセージカードが付いていました。きれいな文字でメッセージが書かれていたので読んでみるとそれは先日山口市のきらら浜で行なわれた全国植樹祭に参加した方が赤い風船にメッセージを付けて空に放ったものと思われました。名前は書いてありませんでしたが文字の丁寧さや文末にハートマークが付いていることなどから推測すると女子高校生か中学生ではなかろうかと想像しました。このメッセージを放った方が分かれば送り返してあげてもいいし、それとも状況を書いて返事を出してあげてもいいかなと思い知り合いの新聞記者さんに連絡をとりました。

その後記者さんが写真を撮りに来られ新聞の片隅に小さな記事として掲載されたようです。でも風船にメッセージを付けて放った人は900人もあったようですのでこのメッセージを書いた人は多分分からないことになると思います。

 

 最近、私は毎日のようにアサギマダラにメッセージを書いて飛ばしています。北国の人がその蝶を見つけてご返事をいただけたらいいなと切望しています。

 

 

人と人との繋がりは妙な所でつながっているものです。上のカードを書いたご本人が目にすることは多分ないでしょうがいつかどこかでつながったら楽しいですね。カードは大事に保管してあります。

 

マーキングのアサギマダラ

 

 

最近は毎日我が家の庭に何頭かのアサギマダラがやって来ます。捕獲に失敗することが多いのですがせっせと書いては送りだしています。

見つけたら知らせて下さーい。