カープな毎日

カープファンのひとりごと。

8試合連続2ケタ安打で打撃戦を制する

2014年08月20日 22時12分38秒 | 試合結果
広 島 104 420 000 11
DeNA 205 000 002 9
勝利投手:中田8勝5敗
敗戦投手:小林太志1敗
本塁打:[広島]天谷3号、丸17号、梵6号


 初回に天谷が初球先頭打者本塁打を放って幸先良く先制しましたが、バリントンは制球が甘く、1回裏に1死2塁から梶谷とブランコに連続適時打を浴びて逆転されてしまいました。
 しかし3回に打線が奮起して、1死2,3塁として菊池の2点適時2塁打で逆転に成功し、更に2死1,2塁から山口の暴投とキラの適時打で2点を挙げてリードを広げました。

 2回は三者凡退に抑えたバリントンでしたが、3回に3連打で無死満塁のピンチを招き、ブランコに2点適時2塁打、バルディリスの適時打などで4点を失い、更に2死1,2塁から山口にも適時打を浴びて、この回5点を失ってしまい、この回でマウンドを降りました。

 再逆転されても好調の打線は、直後の4回に安打と四球で無死1,2塁として山口をKOすると、代わった小林太からも安打を放ち1死満塁の逆転機を作ると、丸が満塁本塁打を放って再び逆転に成功しました。
 更に続く5回には国吉から梵が本塁打を放ち、敵失で得た1死2塁で代打中東の適時打で、この回2点を加えて主導権を握りました。
 
 6回以降はDeNAのリリーフ陣の前に1安打に抑えられて追加点を奪えませんでしたが、リリーフ陣が粘り強い投球でDeNA打線を抑えました。

 4回は横山が登板し、1死3塁のピンチを招くもブランコを捕飛に打ち取り、四球を挟んでバルディリスを遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けて試合を落ち着かせると、5回からは中田がマウンドに上がり、5回と6回は三者凡退に抑え、7回の1死1,3塁のピンチも金城と代打後藤を抑えて無失点で切り抜けました。
 
 8回には中崎が1死1,2塁で主軸を迎えるピンチを背負いながらも梶谷とブランコを打ち取り無失点に抑えて、9回はミコライオが登板するも、1死2,3塁とされ高城の適時打などで2点を失いましたが、何とかリードを守り切り4連勝となりました。

 
 今日は8試合連続2ケタ安打の球団タイ記録の打線が奮起したことが最大の勝因ですが、見逃せないのはリリーフ陣の好投でした。
 バリントンが3回までに10安打7失点で降板してしまい、2度のリードを失ってしまいました。活発になったDeNA打線を横山がブランコとバルディリスを抑えて無得点に抑えて流れを止めると、後を継いだ中田が2イニングをパーフェクトに抑えて、試合の流れをカープに引き戻しました。
 中崎も踏ん張り4回から8回まで0を並べたことは大きかったと思います。最後にミコライオが2点を失ってしまいましたが、これも途中で投げた3人が無失点に抑えたことが効いています。
 中継ぎがしっかりすると、試合が締って取りこぼしも減るので、これから勝負の終盤戦に向けて明るい材料ですね。

 一方でバリントンが心配です。3試合連続で好投して白星が付き始めたので、完全復調かと思われましたが、まさかの炎上となってしまいました。
 まだ完全復調とはいかないということで、先発に不安を残してしまいました。次回登板ではしっかりと抑えてほしいですね。
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ようやくカード初戦で勝利

2014年08月19日 23時59分58秒 | 試合結果
広島 110 050 100 8
DeNA 000 000 000 0
勝利投手:野村5勝5敗
敗戦投手:久保10勝6敗

 打線は、初回に菊池の20試合連続安打となる2塁打きっかけに1死1,2塁とすると、ロサリオの適時打で1点を先制すると、2回には無死1,3塁として會澤がスクイズ失敗するも、次打者の野村がスクイズを決めて1点を追加しました。
 そして、5回には1死1,2塁からロサリオと木村の連続適時2塁打に久保の暴投、更に田中の適時2塁打でこの回5点を挙げて試合を決めました。
 7回にも捕逸により1点を追加して、DeNAにダメを押しました。

 野村は、2回に1死から連打で1,2塁とされるも、黒羽根と久保を打ち取り無失点で切り抜けると、3回から6回まで1安打に抑える好投で2塁さえ踏ませませんでした。
 7回に安打と四球で1,2塁のピンチを迎えるも、代打多村を右飛に打ち取り、8回まで投げて4安打無失点に抑える好投でした。
 完封の期待も膨らみましたが、球数が124球だったことから、9回は小野が登板し、1死1,3塁のピンチを招くも、後続を断って無失点リレーを完成させました。

 チームは11カードぶりにカード初戦を勝ち、3連勝となりました。更に野村も約2か月ぶりの白星を挙げました。ようやく勢いが付いてきた感じがします。この良い流れを続けていってほしいですね。

 そして、菊池が快挙を達成しました。今日の試合で20試合連続安打となり、史上3人目となる1シーズン2度目の20試合連続安打以上を達成しました。菊池の前はイチローが達成しており、記録の凄さを実感しますね。
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終盤に鮮やかな逆転勝ち

2014年08月17日 22時02分33秒 | 試合結果
巨人 030 010 000 4
広島 001 010 03X 5
勝利投手:横山1勝
敗戦投手:山口4勝3敗1S
セーブ:ミコライオ1敗18S
本塁打:[広島]ロサリオ8号


 福井は初回に四球と失策で1死1,2塁のピンチを迎えるも阿部と高橋由を打ち取り無失点で凌ぎましたが、2回に2死から實松と江柄子の連打で1,2塁のピンチを背負うと、長野、橋本、坂本に3連続適時打を浴びて3点を失ってしまうと、その裏の打席で代打を送られて2回5安打3失点で降板となりました。

 打線は直後の2回に無死1,2塁の得点機を作りながら、田中、會澤、堂林が凡退して無得点に終わりましたが、3回に1死1,3塁からキラの犠飛で1点を返して反撃しました。

 3回からは先発要員の戸田をマウンドに送る執念の采配を見せました。戸田は4回の1死2塁のピンチは橋本と阿部を打ち取り無失点で凌ぎましたが、5回に2死1,2塁で代打セペダの内野安打に田中の悪送球が絡んで1点を失って、再び3点差となってしまいました。

 しかし、直後の5回にロサリオが3番手久保から本塁打を放って2点差に追い上げましたが、6回と7回は得点を挙げられませんでした。
 
 6回からは中田が2イニングを無安打3奪三振のパーフェクト投球を披露すると、8回は横山が四球で走者を出しながらも無失点に抑えて、巨人に追加点を与えませんでした。
 8回は1死1塁から代走の赤松が山口の牽制で刺されて2死無走者となり反撃機が潰えたかと思われましたが、ここから梵の安打と田中の死球で1,2塁として、會澤と代打小窪の連続適時打で同点に追い付き、更に堂林が適時打を放って、この回3得点でついに勝ち越しに成功しました。
 9回はミコライオが締めて巨人に逆転勝ちして、8月初めてのカード勝ち越しを決めました。巨人とのゲーム差は3に縮まり、首位戦線に残りました。


 8回は見事な集中打でした。赤松が刺された時には逆転への望みが断たれたと思いました。しかし選手は諦めておらず、1死球を挟む4連打で山口から3点を奪って逆転しました。選手たちの勝利への執念を感じた攻撃だったと思います。
 その伏線となったのは、福井を2回で降板させ、戸田を投入した野村監督の勝利への執念だったと思います。監督のこの1戦に掛ける思いが選手にも伝わったのだと思います。
 
 そして決勝点を叩き出した堂林は、2ストライクを追い込まれてから、しっかりとボールを見極め、ファールで粘った末に適時打を放ちました。
 この適時打は、決して甘い球ではありませんでしたが、堂林が上手く打ったと思います。この一打は本人にとって手ごたえのあった一打になったと思うので、この打撃を忘れずに続けていってほしいですね。

 巨人の勝利の方程式を打ち崩しての逆転勝ちで、カード勝ち越しを決めたことで、チームも乗って行けるのではないでしょうか。この1戦がチーム状態が良くなるきっかけになってほしいですね。


 福井は2回の投球がもったいなかったです。簡単に2死を取ってから下位打線に連打を浴びてピンチを招いてしまい、甘い球を尽く適時打にされました。
 打たれだしたら止まらない福井の悪癖が出てしまいました。次戦では気を付けてほしいですね。
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大瀬良約2か月ぶりの7勝目

2014年08月16日 22時49分55秒 | 試合結果
巨人 001 001 000 2
広島 010 020 27X 12
勝利投手:大瀬良7勝6敗
敗戦投手:大竹8勝6敗
本塁打:[巨人]長野9号
     [広島]丸16号、會澤7号


 昨日はエースが大量失点、打線は拙攻の連続と良いところがありませんでしたが、今日は投打とも粘り強さを発揮しました。
 打線は2回に安打と四球などで1死2,3塁として、大竹の暴投で1点を先制しました。
 大瀬良は、初回に2死からの連続四球で1,2塁とするも、高橋由をニゴロに打ち取り無失点で切り抜けましたが、3回長野に本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 同点に追いつかれた後の3回と4回は、共に得点圏に走者を進めながらも無得点に終わり、少し嫌な雰囲気になりましたが、5回に1死3塁からロサリオの適時打で1点を勝ち越し、更に好走塁で2塁まで進むと、続くキラの適時打で2点目を挙げました。

 4回、5回と無得点に抑えていた大瀬良でしたが、6回に2死から四球を与えると、阿部、高橋由に連打を浴びて1点を失い、更に1,2塁の一打同点のピンチで村田を三振に仕留めてリードを守り切りました。
 7回からは中崎がマウンドに上がり、2イニングを完璧に抑える好リリーフを見せると、7回裏に丸が田原誠から2点本塁打を放って流れをカープに引き寄せ、8回には福田から會澤が試合を決定づける2点本塁打を放つと打線が止まらなくなり、2死3塁から丸が適時打を放ち、更に木村と赤松が安打と四球で繋ぎ、梵と田中にも連続適時打が飛び出して、この回打者11人で6安打2四球で7点を挙げました。
 9回はミコライオが無失点で締めて、巨人に大勝して昨日の雪辱を果たしました。


 大瀬良がようやくトンネルを抜け出しました。交流戦に入ってから調子を崩すと、打ち込まれる試合が続き、最近は好投しても打線の援護に恵まれない悪循環が続いていました。
 白星を挙げられていないことで、チームに迷惑を掛けているという思いから焦りが生まれて、気付かないうちに力が入り過ぎていたと思います。
 この1勝で肩の荷が降りたと思うので、これからは白星を積み重ねてくれると信じています。
 バリントンと大瀬良の復調は、終盤戦に向けての明るい材料になります。あとは前田健が白星を挙げるだけですね。


 4番に入ったロサリオが2安打を放ち、どちらも得点に絡む価値ある一打となり、エルドレッドの代役を見事に果たしました。
 そして、それ以上に価値ある一打を放ったのは丸でしょう。1点に追い上げられた7回に2点本塁打を放ち、試合の流れをカープに引き寄せました。この一打から打線を覆っていた重苦しい雰囲気が一掃されました。
 これが本塁打の持つ力なのですね。ここ一番で最高の結果を出すところに丸の勝負強さを感じました。
 この流れで明日も福井をしっかりと援護してほしいですね。
 

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前田健が雨中の大乱調

2014年08月15日 22時48分37秒 | 試合結果
巨人 114 010 000 7
広島 001 000 010 2
勝利投手:内海3勝7敗
敗戦投手:前田健9勝6敗
本塁打:[巨人]坂本11号、高橋由5号、阿部12号


 前田健は、初回に2死から坂本に本塁打を浴びて先制点を奪われると、2回には高橋由にも本塁打を浴びて2点目を失ってしまいました。更に3回には降りしきる雨により制球を乱して、先頭の内海に四球を与えると、長野、橋本、坂本に連続長短打を浴びて2点を失い、続く阿部にも四球を与えて満塁とすると、高橋由に2点適時打を打たれてしまいました。その後の無死1,2塁は後続を打ち取りましたが、この回4失点で試合の大勢が決まってしまい、3回6安打6失点で降板となりました。
 4回は横山が三者凡退に抑えるも、5回に小野が阿部に本塁打を打たれて試合が完全に決してしまいました。
 7回からは中田が登板し、2イニングとも得点圏に走者を進めながらも後続を断って得点を与えないと、9回は永川勝が三者凡退に抑えました。


 打線は内海に対して、6回まで毎回安打を放ち、毎回得点圏にまで走者を進めましたが、適時打が出ずに残塁の山を築きました。
 初回は2死から連打で1,2塁とするも小窪が投ゴロ、2回の2死満塁は菊池が投ゴロ、3回1死3塁では小窪が犠飛を放つもこの1点のみ、4回無死1,2塁は代打廣瀬が併殺、5回2死1,2塁でようやく梵が安打を放つも2走菊池が本塁でアウトに、そして6回2死1,3塁は菊池が右飛に倒れていまい、これだけチャンスがありながらもたったの1得点でした。
 8回に無死1塁から田中の3塁打により、ようやく適時打で1点を挙げるも後続が続かず、巨人と同じ12安打を放ちながら、たったの2得点で完敗しました。

 この敗戦により、11カード連続でカード初戦を落とし、更に巨人とのゲーム差は5まで広がりました。これ以上ゲーム差が開くと流石に厳しくなるので、これ以上離されないようにしないといけませんね。


 今日は昨日に続き雨の中で試合が行われました。昨日の中止によりカープは日程を消化できない可能性が出てきたことから、今日はどうしても試合をやりたいところだったので、試合中に雨脚が強まっても強行したと思います。
 マウンドはぬかるみ、グラウンドには水が浮くという悪条件により、前田健は投球を乱してしまい、今季最短の3回6失点で降板となりました。これで2試合連続での大量失点となり、エースらしからぬ投球が続いてしまいました。
 確かに状況は悪かったと思いますが、それは内海もほぼ同じ条件で投げながら、粘り強い投球で8回2失点に抑えているので、言い訳はできないと思います。
 前田健は、思うように投げられず苛立ちを募らせて、投球を乱したのだと思います。チームのエースで、セ・リーグを代表する投手であれば内海のように、条件が悪いなりにがまん強く投げてほしかったです。この失態を次回以降の投球に活かしてほしいですね。


 打線もエースの不調に歩調を合わせたかのような拙攻の繰り返しでした。得点圏に走者を進めたのが、ほとんどが2死からでであったことも、得点に繋がなかった要因だと思います。序盤で1本適時打が出ていれば、内海を攻略できたと思ったのですが、その1本が出ないのが今のカープ打線ですね。
 エルドレッドの代わりに4番に入ったロサリオの打撃にきたいしたいですね。
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2回表降雨ノーゲーム

2014年08月14日 22時39分43秒 | 日記
 エルドレッドが2軍に降格し、ロサリオが昇格して、即4番左翼で先発出場しました。初回に安打と盗塁などで1死3塁のチャンスで回りましたが、三振に倒れてしまいました。
 
 戸田は初回に2死1,3塁のピンチを迎えるも、雄平を三振に仕留めて無失点で切り抜けましたが、2回に先頭の畠山に四球を与えたところで、雨脚が強くなって、1時間35分の中断の末、降雨ノーゲームとなりました。

 ロサリオはチャンスで三振に倒れましたが、ノーゲームとなったことで、昇格初戦は明日に持ち越しとなったので、仕切り直しとなりました。
 明日は首位巨人との対戦で、エース前田健が先発する試合なので、絶対に負けられません。ロサリオには打線の起爆剤となってもらいたいですね。
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會澤の価値ある本塁打で快勝

2014年08月13日 23時38分34秒 | 試合結果
ヤクルト 001 010 100 3
広 島 030 220 00X 7
勝利投手:バリントン9勝8敗
敗戦投手:ナーブソン3勝8敗
本塁打:[ヤクルト]山田22号
     [広島]會澤6号


 昨日の試合で残塁の山を築いた打線は、初回に連打で無死1,2塁としながら丸が併殺に倒れていきなり嫌な雰囲気になりました。
 しかし1死2,3塁から會澤が3点本塁打を放って、チームを覆っていた暗い雰囲気を吹き飛ばしました。
 4回には2安打などで1死1,3塁として菊池の犠飛と丸の適時2塁打で2点を追加して、ナーブソンをKOしました。
 
 バリントンは2回まで無安打に抑えていましたが、3回に1塁エルドレッドの失策と安打などで1死2,3塁とされ、山田のニゴロの間に1点を失いましたが、後続を断って最少失点で切り抜けました。
 4回の1死1,2塁は森岡と武内を打ち取り無失点に抑えましたが、5回には山田に本塁打を浴びて1点を失ってしまいました。 

 1点を返された直後の5回裏には、徳山から2四球で1死1,2塁のチャンスを貰い、會澤の適時打とバリントンのスクイズで2点を追加して、再びヤクルトを突き放しました。

 バリントンは7回にも3安打を浴びて1点を失うも、2死満塁のピンチでは雄平を打ち取って、この回限りでマウンドを降り、8回は中田が1安打を浴びるも無失点に抑え、9回はミコライオが無安打に抑えてヤクルトに快勝しました。


 初回のチャンスを併殺で潰した時には、今日も昨日の再現かと思われましたが、2回に會澤が一振りで重苦しい雰囲気を振り払ってくれました。
 更に5回にも試合の行方を決める適時打を放ち、リードと共に打撃でもバリントンを援護しました。
 2回の本塁打でチームの雰囲気が変わり、その後の攻撃では得点圏に走者を進めた回は全て得点に繋げており、昨日の拙攻とは正反対の効果的な攻撃ができました。これこそが正に価値ある本塁打ですね。
 會澤は後半戦に入って打撃と共にリードも良くなってきたように感じます。終盤戦に向けて楽しみな存在になってきました。

 一方のエルドレッドは今日も4打数無安打2三振と連続三振試合数を27に延ばしてしまいました。會澤のような価値ある本塁打をエルドレッドに打ってほしいのですが、現状では難しい状況が続いています。
 野村監督も降格の可能性を示唆していますので、早い決断をしてほしいですね。

 バリントンは、持ち味のゴロを打たせて打ち取る投球が戻ってきました。走者を出しても粘り強い投球が光り、今日は7回を7安打3失点(自責点2)に抑えて、3試合連続でQSを満たしています。
 ようやく不調を脱したと見て間違いなさそうです。これから白星をどんどん積み重ねていってほしいですね。 
 
 
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攻守とも精彩を欠いてまたもカード初戦を落とす

2014年08月12日 23時04分11秒 | 試合結果
ヤクルト 040 100 010 6
広島 300 001 010 5
勝利投手:石山2勝5敗
敗戦投手:野村4勝5敗
セーブ:バーネット2敗5S
本塁打:[広島]菊池8号、9号

 初回に菊池が本塁打を放って先制点を挙げると、更に2死3塁とするとキラの適時打と田中の適時2塁打で3点を先制しました。
 
 野村が初回の1死3塁のピンチを無失点で凌ぐも、2回に無死1塁からキラの連続失策で1点を失い、更に山田の犠飛、上田と川端の連続適時打短長打で3点を失って、3点のリードを逆転されてしまいました。
 4回には1死1塁から盗塁に會澤の悪送球も絡んで1死3塁としてしまい、2死後に川端の適時内野安打で1点を失ってしまいました。
 5回と6回も得点圏に走者を背負いましたが、無失点で切り抜けました。

 打線は石山に対して、毎回走者を出しながらも得点に結び付けられませんでした。2回1死1,2塁では丸とエルドレッドが凡退、5回2死1,3塁では會澤が凡退して得点を奪えませんでした。
 6回に2番手木谷から無死2塁とするも堂林の遊ゴロで天谷がアウトになりチャンスが潰えたかと思われましたが、菊池と丸が繋いで1死満塁として木谷をKOとすると、代わった松岡からエルドレッドの補ゴロのの間に1点を返しました。
 
 7回は中田が無失点で凌ぐも、8回に永川勝が2死1,3塁からユウイチに適時打を浴びて、痛い追加点を与えてしまいました。
 打線は7回に1死満塁としながら堂林が二直併殺に倒れてしまいましたが、8回に秋吉から菊池が本塁打を放って1点差に追い上げて1点差に追い上げ、更に1死2塁と同点機を作りながら、木村の中飛で2走丸が飛び出して併殺となってしまいました。

 9回を中崎がピンチを招きながら無失点で凌ぐも、9回に無死1塁で田中が併殺に倒れて万事休してしまいました。

 またもカード初戦を落としてしまい、10カード連続で初戦を落としてしまいました。更にエルドレッドは5打数無安打と相変わらず復調の気配を感じられませんでした。
 打てないのであれば、守り勝つ必要があるにも関わらず、3失策が全て失点に繋がって、攻守で良いところがありませんでした。こんな試合をしていては上位を狙うことは難しいと思います。今日で膿を出し切ったと思いたいですね。
 
 
 

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一岡が右肩痛で登録抹消

2014年08月11日 20時53分30秒 | 日記
 一岡が、右肩痛のため出場選手登録を抹消されました。昨日の試合での登板後に違和感を訴えたようで、今日マツダスタジアムで首脳陣と相談した結果、抹消することになったようです。当面は病院に行かず、ファームで様子を見ながら調整するとのことです。

 野村監督によると、前回の6月よりは軽症とのことですが、この時期に一岡が抜けるのは痛いですね。
 ここで無理をしてシーズン終盤に長期離脱するよりは、今のうちにケアをして最短で戻ってもらった方がチームのためになるので、この抹消は仕方ありませんね。

 中田が調子を落としており、ミコライオの前に投げる投手がいなくなりました。中崎の状態が良いとはいえ、まだセットアッパーを任せるのは荷が重いので、当面は永川勝が務めることになりそうです。
 永川勝は好不調の波があるので多少の心配はありますが、経験豊富な永川勝ですから、しっかりと役割を果たしてくれるはずでしょう。
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キラと梵の一打で岩貞を攻略

2014年08月10日 22時10分35秒 | 試合結果
広島 300 100 030 7
阪神 000 030 000 3
勝利投手:福井3勝1敗
敗戦投手:岩貞1敗


 プロ初登板のルーキー岩貞の立ち上がりを攻めて、安打と四球などで1死1,2塁とすると、2死後にキラの適時2塁打と梵の適時打で3点を先制しました。
 2回にも無死2,3塁の得点機を作りながら、福井と堂林が連続三振するなど後続が続かず追加点を奪えない嫌な展開となりましたが、4回に梵の3塁打に敵失が絡んで1点を追加して、この回で岩貞をKOして試合の主導権を握ったかと思われました。

 福井は、時より甘い球もあり、毎回安打を浴びながらも落ち着いて粘り強い投球で、後続を断って阪神に連打を許さず、4回まで3塁を踏ませない好投でした。
 しかし、5回に連打と四球で1死満塁のピンチを招くと、ゴメスの併殺崩れの間に1点を失い、更に四球で満塁としてしまい、代打新井貴に2点適時打を浴びて1点差に追い上げられてしまい、5回3失点で降板となってしまいました。

 7回に安打と四球で無死1,2塁の得点機を作りながら、菊池が犠打を失敗し3塁に進めることができず、丸が中飛、エルドレッドは三振に倒れて得点できませんでしたが、6回を永川勝が、7回は中崎が三者凡退に抑えて1点のリードを守ると、8回に安打と盗塁などで1死3塁として、田中と會澤の連続適時2塁打で2点を挙げ、更に堂林ので犠飛で1点を追加して、この回3点を奪って試合の行方をほぼ決めました。

 8回に一岡が連打で無死1,2塁のピンチを作るも、代打マートンら後続を抑えて無失点で切り抜けると、9回はミコライオが締めて同一カード3連敗を阻止しました。


 エルドレッドが4番でスタメン復帰しましたが、4打数無安打3三振と相変わらずの不振から脱却できませんでした。それでも5番キラ、6番梵が2安打ずつを放ち、全てが得点に絡んでいたことで助けられました。
 特に初回の連続適時打は岩貞のリズムを崩す効果的な一打になったと思います。エルドレッドがいきなりチャンスで三振して嫌な雰囲気になったので、もしそのまま無得点に終わっていたら、岩貞を助けてリズムに乗せてしまい、またも初モノにやられるだけでなく、新たな苦手投手を作っていたかもしれません。
 
 福井も4回までは辛抱強く、丁寧な投球を続けていましたが、球数が増えてしまったためか、5回に甘い球を痛打されて3点を失ってしまいました。
 リリーフ陣が好投してリードを守り切ったため、3勝目を挙げましたが、ゴメスの併殺崩れの間の1失点で持ちこたえてほしかったです。
 余計な2失点は、ゴメスの次の福留への四球が原因でしょう。無駄な四球が失点に繋がることを実感したと思うので、次回登板では気を付けてほしいですね。
 
 
 エルドレッドが1試合欠場して気分転換しましたが、改善の兆しを感じませんでした。本塁打と打点の2冠ということで、相手投手へ与える威圧感は凄いと思いますが、今のままでは失投さえしなければ安全パイと思われ、返って相手投手を助けてしまう逆効果のように感じます。
 ここは一度2軍戦で結果を残させて、本人に自信を取り戻させることも必要かもしれません。代わりのロサリオはムードメーカーにもなると思うので、今の停滞気味のチームには適任かもしれません。早い方が良いと思うので、野村監督の決断を待ちたいですね。

 
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