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終盤に鮮やかな逆転勝ち

2014年08月17日 22時02分33秒 | 試合結果
巨人 030 010 000 4
広島 001 010 03X 5
勝利投手:横山1勝
敗戦投手:山口4勝3敗1S
セーブ:ミコライオ1敗18S
本塁打:[広島]ロサリオ8号


 福井は初回に四球と失策で1死1,2塁のピンチを迎えるも阿部と高橋由を打ち取り無失点で凌ぎましたが、2回に2死から實松と江柄子の連打で1,2塁のピンチを背負うと、長野、橋本、坂本に3連続適時打を浴びて3点を失ってしまうと、その裏の打席で代打を送られて2回5安打3失点で降板となりました。

 打線は直後の2回に無死1,2塁の得点機を作りながら、田中、會澤、堂林が凡退して無得点に終わりましたが、3回に1死1,3塁からキラの犠飛で1点を返して反撃しました。

 3回からは先発要員の戸田をマウンドに送る執念の采配を見せました。戸田は4回の1死2塁のピンチは橋本と阿部を打ち取り無失点で凌ぎましたが、5回に2死1,2塁で代打セペダの内野安打に田中の悪送球が絡んで1点を失って、再び3点差となってしまいました。

 しかし、直後の5回にロサリオが3番手久保から本塁打を放って2点差に追い上げましたが、6回と7回は得点を挙げられませんでした。
 
 6回からは中田が2イニングを無安打3奪三振のパーフェクト投球を披露すると、8回は横山が四球で走者を出しながらも無失点に抑えて、巨人に追加点を与えませんでした。
 8回は1死1塁から代走の赤松が山口の牽制で刺されて2死無走者となり反撃機が潰えたかと思われましたが、ここから梵の安打と田中の死球で1,2塁として、會澤と代打小窪の連続適時打で同点に追い付き、更に堂林が適時打を放って、この回3得点でついに勝ち越しに成功しました。
 9回はミコライオが締めて巨人に逆転勝ちして、8月初めてのカード勝ち越しを決めました。巨人とのゲーム差は3に縮まり、首位戦線に残りました。


 8回は見事な集中打でした。赤松が刺された時には逆転への望みが断たれたと思いました。しかし選手は諦めておらず、1死球を挟む4連打で山口から3点を奪って逆転しました。選手たちの勝利への執念を感じた攻撃だったと思います。
 その伏線となったのは、福井を2回で降板させ、戸田を投入した野村監督の勝利への執念だったと思います。監督のこの1戦に掛ける思いが選手にも伝わったのだと思います。
 
 そして決勝点を叩き出した堂林は、2ストライクを追い込まれてから、しっかりとボールを見極め、ファールで粘った末に適時打を放ちました。
 この適時打は、決して甘い球ではありませんでしたが、堂林が上手く打ったと思います。この一打は本人にとって手ごたえのあった一打になったと思うので、この打撃を忘れずに続けていってほしいですね。

 巨人の勝利の方程式を打ち崩しての逆転勝ちで、カード勝ち越しを決めたことで、チームも乗って行けるのではないでしょうか。この1戦がチーム状態が良くなるきっかけになってほしいですね。


 福井は2回の投球がもったいなかったです。簡単に2死を取ってから下位打線に連打を浴びてピンチを招いてしまい、甘い球を尽く適時打にされました。
 打たれだしたら止まらない福井の悪癖が出てしまいました。次戦では気を付けてほしいですね。

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1 コメント

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Unknown (てつ)
2014-08-18 05:57:42
福井はもったいない投球でしたね…
ただ打線がカバーし見事な逆転でしたね!
いつもあきらめずプレーして欲しいですね
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