カープな毎日

カープファンのひとりごと。

永川降格

2010年06月08日 22時08分39秒 | 日記
 永川が登録を抹消されました。永川は5月末に復帰し、大竹とともにチーム立て直しの切り札と思われましたが、サヨナラ負けを喫するなど精彩を欠いた投球が続き、守護神として起用できず、2軍での再調整となったのでしょう。
 
 永川に限らず今のリリーフ陣は横山以外全く当てにでず、誰が投げても打たれる気がしてしまいます。シュルツの離脱、梅津の不調と誤算が続いていることを考えると当然の結果かもしれません。
 質で勝負できないなら、数で勝負するというのも一つの手段だと思います。それは2軍で結果を出した投手を積極的に昇格させて起用する方法です。1,2軍の入れ替えを頻繁に行うことで、1軍の選手は危機感が生まれ、2軍の選手はモチベーションが上がると思います。経験の浅い若手を終盤のリリーフで起用するのは賭けとも言えますが、今の中継ぎ陣であれば、結果的には大差ないように思います。
 今は実績を考慮して選手起用するよりも、活きの良い選手を積極起用した方が成功する可能性が高いように思われます。チーム内の投手を総動員して戦うしかないと思いますね。
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投手崩壊21失点

2010年06月07日 21時54分36秒 | 試合結果
オリックス 201 508 140 21
広 島 031 030 201 10
勝:レスター1勝2敗10S
敗:ジオ3敗
本:[オリックス]後藤5号、T-岡田12号、荒金2号、北川3号、4号
  [広島]石原4号、5号

 ジオは初回に後藤、T-岡田に連続本塁打を浴びて2点を失うと、味方が逆転した直後の4回に四球をきっかけに同点に追いつかれ、再び勝ち越した直後の5回に連続2塁打で追いつかれ、更に四球で走者をためて、坂口の適時打と荒金の3ランでこの回5点を失って降板しました。
 打線は2回に石原の3ランで逆転すると、追いつかれた直後の3回に牽制悪送球の間に勝ち越しに成功しました。更に4点を追う5回には石井の適時打と代打赤松の2点適時2塁打で1点差にまで詰め寄り粘りを見せました。

 しかし、今日も中継ぎ投手がオリックス打線を止められず、6回から登板した高橋建が1死から四球を与えると、そから本塁打を含む6連打を浴びて5点を失い、継いだ林もこの流れを止められず、4連打を浴びて更に3点を失い、この回だけで8失点と試合を壊してしまいました。
 その後もベイルが1失点、岸本が4失点と中継ぎ崩壊の流れを止められず、被安打25で21失点は今季ワーストを更新してしまいました。
 
 昨日も何も収穫のない凡戦でしたが、今日はそれに輪をかけた凡戦で、ついに借金は今季最多の12まで膨らんでしまい、一向に減る気配がありませんね。幸いにも横浜とヤクルトも同じように借金を増やしているので、辛うじて4位をキープしていますが、今の状況では、いつ最下位に転落してもおかしくないです。
 
 先発では前田健、大竹、スタルツの3人、リリーフでは横山だけしか頼りにならない状況となっています。それなのに大敗にも係わらず、9回に横山を投入しました。調整登板なのか、壊れた投手陣に嫌気がさして最後くらいは無失点に抑えてほしかったからなのか、起用した意図は分かりませんが、明らかに無駄な起用でした。ベンチには永川が残っていたので、調整として永川を起用するべきだったと思います。今後のことを考えると、中継ぎ投手の無駄使いは止めてほしいですね。

 
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ソリアーノ期待に応えられず

2010年06月06日 22時09分25秒 | 試合結果
オリックス 010 121 010 6
広 島 100 000 000 1
勝:木佐貫5勝5敗
敗:ソリアーノ1敗

 打線は初回に栗原の適時打で先制点を挙げて初先発のソリアーノを援護しました。ソリアーノは初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、2回2死無走者から、まさのか3連続四球を与えると、大引に適時内野安打を打たれて追いつかれると、3回にも2死1塁から四球を与えて大引に勝ち越しとなる適時2塁打を浴びてしまいました。
 4回の攻撃で代打を送られたため、ソリアーノは4回で降板となってしまいました。5回からは2番手として大島がマウンドに上がるも、2安打と死球でいきなり無死満塁のピンチを作ると、北川の犠飛と日高の安打で2点を失い、6回から登板した高橋建も先頭の大引に与えた四球をきっかけに1点を失って、悪い流れを止めることができませんでした。
 
 打線は1点を勝ち越された直後の4回に1死1,3塁と木佐貫を攻めましたが、石原と代打天谷が連続三振で追いつくことができず、5回2死1,3塁では絶好調の廣瀬が三ゴロに倒れて反撃することができず、投手陣の悪い流れを引きずってしまい、8安打を放つも10残塁の拙攻で初回の1点だけでした。

 昨日は大敗して、今日は四死球連発に拙攻と、本拠地マツダスタジアムで良いところを全く見せられませんでした。野村監督も辛抱ならなかったようで、初めて試合後の会見を拒否したようです。
 昨日、今日と無残に負けただけで、何一つ収穫の無い試合でした。負けるにしても、何かしら良いプレーを見せて、次戦以降に繋がるものを見せてほしかったです。大竹が戻って6月反攻の体制が整ったと思ったところでの凡戦では、期待も萎んでしまいますね。

 ソリアーノは球は走っていたと思いますが、制球が悪く痛いところで四球を与えてしまいました。2回と4回の失点はどちらも2死の場面で投手の木佐貫に四球を与えたことが失点の原因となっています。どちらも木佐貫で止めておけば失点は無くなり、試合の展開も変わっていたはずです。2打席ともボールが先行したことで、カウントを悪くしたことが四球に繋がっています。普段は打席に立たないパ・リーグの投手ですから、コントロールは気にせず球威で押せば、抑えられたと思いますね。
 もう少し制球力をアップさせることが今後の課題となりそうですが、投げる球は良いと思うので、今後の飛躍に期待しましょう。
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青木高突如乱れる

2010年06月05日 23時39分22秒 | 試合結果
ソフトバンク 000 530 010 9
広  島 000 003 000 3
勝:和田8勝3敗
敗:青木高1勝5敗
本:[ソフトバンク]多村10号
  [広島]廣瀬3号

 青木高は丁寧に低目をつく投球で3回までソフトバンク打線を無失点に抑えましたが、4回に先頭の多村に本塁打を浴びると、突如制球を乱して2連打と犠飛で1点を失い、その後もバントを挟んでの2連打で更に2点を失ってKOされてしまいました。
 後を継いだ岸本もソフトバンク打線を止められず、2安打で1点を追加されてしまい、この回だけで打者11人に7安打されて5点を失ってしまいました。
 岸本は5回にも四球で走者をためてボークに暴投などで3点を失うお粗末な投球で試合を壊してしまいました。

 打線は和田の前になかなかチャンスを作ることができず、5回まで2安打に抑えられて3塁を踏むことができませんでしたが、6回に2死1,3塁から廣瀬の本塁打で3点を返しました。しかし、その後が続かず、その後は2塁も踏めませんでした。

 先発ローテ生き残りを賭けた青木高でしたが、3回2/3を投げて8安打5失点で序盤でKOされてしまいました。立ち上がりは緩急を付けて丁寧な投球で上々の内容でしたが、4回に本塁打を打たれた後、投球が一変しました。4回は青木高の悪い癖が出てしまいましたね。打たれだすと止まらないのは、技術の問題ではなく、メンタル面の問題でしょう。早く抑えたいと思う気持ちが、焦りとなり単調な投球となってしまうのでしょう。青木高は緩急が生命線なので、単調になると抑えられないですね。
 4回の乱調は3回の攻撃に複線があったと思いますね。先頭の石原が四球で出塁して青木高が送りバントをしましたが、最悪の併殺となってしまいました。この失敗が青木高の中に引っ掛かっていたのではないでしょうか。そこに多村の本塁打で更に追い打ちをかけられてしまったのでしょうね。
 今日のKOで先発ローテから外されるようです。野村監督は配置転換を示唆したことから、2軍降格ではなく中継ぎに回ることになりそうです。ソリアーノが中継ぎから先発に回るようなので、入れ替えになるのでしょう。青木高には中継ぎで結果を出して、先発に戻ってきてほしいですね。
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スタルツ投打で活躍

2010年06月04日 23時59分36秒 | 試合結果
ソフトバンク 200 020 000 4
広  島 100 400 00X 5
勝:スタルツ3勝3敗
セ:横山1勝4S
敗:高橋秀2勝1敗
本:[ソフトバンク]川崎4号、多村9号

 スタルツはいきなり川崎に先頭打者本塁打を浴びて出鼻をくじかれると、2安打1四球で2死満塁とすると、江川に右前適時打を打たれてしまいました。しかし、右翼廣瀬の好返球により2塁走者松中を本塁で刺して、この回を2失点で防ぎました。
 2回以降は立ち直り、ソフトバンク打線に得点を与えず、味方の反撃を待ちました。

 打線は先制された直後の1回裏に、四球と安打などで1死1,3塁とすると栗原の犠飛ですぐに1点を返すと、4回には2死1塁からフィオの2塁打で2,3塁とすると、石井の左前2点適時打で勝ち越しに成功すると、石原敬遠のあと、スタルツが中越2点2塁打を放って、この回4点を挙げました。
 
 5回にスタルツは2死2塁から多村に2ランを打たれて1点差に詰め寄られたものの、勝ち越は許さず、7回途中まで投げて逆転は許しませんでした。
 その後は岸本、高橋建と無失点で凌いで、9回は横山が締めてソフトバンクを破って、4位の横浜が敗れたため、久々に4位に浮上しました。

 4回の攻撃は良かったですね。2死1塁となり得点の可能性が低くなったとことで、フィオの2塁打でチャンスを拡大すると、ベテラン石井が三遊間を破り2者を迎え入れました。そして、本塁送球の間にすかさず2塁に進みました。この走塁が試合の行方を大きく左右しました。
 石井が2進したことで、ソフトバンクバッテリーは次打者石原を敬遠してスタルツとの勝負を選択しました。バッティングの良いスタルツは中越2塁打を放って2点を追加し、この2点が決勝点となりました。
 もし石井が2塁まで進んでいなかったら、石原は敬遠されなかったでしょうから、この2点は無かったと思います。
 勝負どころでしぶとく適時打を放って、追加点につなげる走塁ができるところが、さすがベテランと言ったところでしょうか。チーム状態が苦しい時に、もっと石井をスタメンで起用しても良いと思いますね。
 
 前田健が5月のMVPが発表されて、セ・リーグ投手部門のMVPに前田健が選ばれました。前田健は5月を4勝1敗、防御率1.35の成績で文句なしの受賞となりました。4月も受賞してもおかしくない成績でしたが、東野が選出されたので、5月の受賞にかける思いは強かったでしょうね。このまま好調を維持して7月も受賞してほしいですね。
 
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マエケン1位 オールスター中間発表

2010年06月03日 22時13分38秒 | 日記
 オールスターゲームのファン投票中間発表がありました。カープでは先発部門で前田健が30,252票を集めて1位となっています。2位の東野が14,292票ですから、マエケンは断トツの票を集めていますね。これだけ先発投手部門で抜き出て票を集める選手はあまり記憶がないです。
 マエケンは勝利数、防御率、奪三振の3タイトルで1位の成績を残していますので、不思議なことではないですね。これからも結果を残せば、最終発表ではもっと差が付くでしょう。

 他のポジションでは、残念ながらカープの選手が1位となっているところはありませんが、2塁手部門で東出が2位につけています。1位の脇谷との差は約1,500票ですから、まだまだ逆転は可能ですね。
 
 前田健と東出以外では得票が上位に入っている選手はいませんでした。今の成績を見ると仕方ないかもしれません。でも梵にもう少し票が入っていても良いと思うのですが、1位の坂本と約16,000票の差をつけられての3位となっています。やはり坂本との知名度の差でしょうかね。
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決め手を欠いて引き分け

2010年06月02日 23時24分27秒 | 試合結果
広  島 000 000 110 000 2
日本ハム 010 010 000 000 2

 前田健が先発しましたが、今日は本調子でなく、2回に安打と盗塁で無死2塁とされると、高橋に先制適時打を浴びてしまいました。3回にも1死2塁から糸井に右前安打を打たれたものの、廣瀬の好返球により得点を防ぎましたが、5回にも1死3塁から田中に適時打を浴びて1点を失ってしまいました。更に糸井に左翼へ2塁打を打たれましたが、フィオの好返球でまたしても得点を防ぎました。
 バックの好守に助けられて、前田健は6回から8回は無失点に抑えました。

 打線は日本ハム増井に対して2回の1死2,3塁のチャンスを逃すと、その後は安打すら出ず攻略の糸口を掴めませんでした。しかし、7回に代打前田の適時打で1点を返すと、増井が降板した8回にも廣瀬の適時打でついに同点に追い付きました。しかし、その後の満塁のチャンスでは石原が三振して勝ち越せませんでした。
 
 9回からは横山、ベイルが1安打に抑えて日本ハムに得点を与えませんでしたが、9回以降毎回のようにチャンスを作りながら、決定打が出ずに勝ち越すことができず、延長12回引き分けとなりました。
 昨日は大竹が復帰して白星を挙げて、今日は前田健が先発とくれば連勝して、上昇ムードに乗りたいところでしたが、そんな簡単に思った通りにはならないもんですね。
 12安打も放ち、終盤は押していたので勝てなかったことは残念でしたが、序盤の苦戦を考えると負けずに引き分けたので良しとしましょう。
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大竹復帰効果で逆転勝利

2010年06月01日 23時57分09秒 | 試合結果
広  島 000 300 011 5
日本ハム 300 000 010 4
勝:岸本1勝1敗
敗:宮西1勝1敗1S
セ:横山1勝3S
本:[日本ハム]陽1号

 今季初登板の大竹は初回に四球と内野安打などで1死2,3塁のピンチを迎えると、2死後に小谷野と高橋に連続適時打を浴びて3点を失ってしまいました。
 2回にも失策と安打で1死1,3塁とされましたが、石原が1塁走者田中の盗塁を阻止してピンチを脱すると、大竹は徐々に立ち直り、走者を出しても粘りの投球で得点を与えませんでした。疲れの見え始めた7回に3安打で2死満塁とされましたが、二岡を右飛に打ち取り得点を与えませんでした。
 打線は4回に無死2,3塁から前田のニゴロで1点を返すと、廣瀬と石原の適時打で3点を挙げて同点に追いつきましたが、その後は得点圏に走者を進めるもあと1本が出ずにケッぺルを攻略できませんでした。
 ケッペルが降板した8回にリリーフ陣を攻めて2死1,2塁からフィオの適時打で勝ち越しに成功し、逃げ切りを図りましたが、2番手岸本が陽に同点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 しかし、9回に1死1塁から東出が盗塁を決めて2進すると、続く梵が中越適時2塁打を放って再び勝ち越すと、9回を横山が締めて大竹に復帰登板を白星で飾りました。

 立ち上がりの大竹は直球が走らずに何とか変化球でかわしましたが、制球にも苦しみ3点を失ってしまいました。今季初登板の緊張もあったのでしょうが、3月に離脱して長く実戦から離れており、5月に2試合ウエスタンで投げただけでしたから、実戦感覚が戻っていなかったのでしょうね。
 2回のピンチを石原に救われて脱出すると、本来の調子を取り戻しました。3回以降は粘り強い投球で走者を出しても後続を打ち取り、日本ハム打線に追加点を与えませんでした。
 5回くらいで降板すると思ったのですが、尻上がりに調子が上がってきたので、行ける所まで行かせたのでしょう。結局7回を投げて9安打3失点と、初登板としては上々の結果でした。
 残念がら白星は付きませんでしたが、今日の投球を見たところでは、ローテの軸として計算できると思いますので、次回登板では白星が付くはずですね。

 大竹の粘り強い投球が攻撃にも好影響を与えたと思います。安打の出た4イニング中3イニングで得点を挙げた集中打は見事でしたね。
 9回は無死1塁で東出がバントを失敗して走者を進められませんでしたが、その後に盗塁を決めてミスを帳消しにしました。それどころか、俊足の東出が得点圏に進んだことで、外野が前進守備となり、梵の中越適時打を呼び込みました。これが機動力の効果ですね。単純に塁を進めるだけでなく、相手の守備隊形にも影響を与えて、得点に結び付けられるのですね。1点を争う展開は効果がありますので、今日のように競った展開で実践できたのは良かったですね。ただバントを確実に進められないのはいけません。ここは反省点ですね。

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