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継投失敗5連勝逃す

2010年06月20日 22時40分55秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 040 4
広  島 010 010 000 2
勝:由規3勝5敗
セ:林昌勇1敗11S
敗:高橋建4勝5敗

 ジオは毎回のように走者を背負いましたが、制球が良く持ち味の動く球で後続を打ち取り、ヤクルト打線は7回まで無失点に抑えて、6個の残塁を記録させる好投でした。
 打線は2回に2死1,3塁から東出の適時打で先制し、5回には四球の東出が牽制悪送球と梵の犠打で3塁に進み、嶋の犠飛で追加点を挙げました。しかし、6回の1死1塁は石井が盗塁失敗、7回は1死1塁から梵がバント失敗でヤクルトを突き放せませんでした。
 8回からは継投に切り替えましたが、これが裏目に出てしまい、2番手高橋建が1安打2四球で1死万満塁のピンチを作って降板すると、3番手梅津がまさかの押し出し四球を与えて1点を返されると、福地と相川に連続適時打を浴びて逆転を許してしまいました。
 打線の奮起を期待したいところでしたが、8回を松岡、9回を林昌勇に抑えられてしまい、悔しい逆転負けを喫して、今季初の5連勝を目前で逃してしまいました。

 ポイントは8回の継投ですね。継投に切り替えたこと自体は間違いではないと思いますが、交代の時期が中途半端だったと思います。
 7回裏の攻撃でジオは先頭打者として打席に立ち、8回のマウンドにも立ったのですが、ヤクルトが由規に左のガイエルを代打に送ったことで、ベンチが動きジオから高橋建に交代させました。
 7回終了時点でジオの球数は98球となっており、交代時期ではありましたが、一度マウンドに送り出した後での交代はタイミングが悪いと思います。ブルペンの建さんも自分の出番ではないと思っていたはずです。せめて変えるならガイエルに打たれた後にするべきだったと思いますね。これでは建さんは気持ちの準備が出来ずに、マウンドに上がることになり、それがガイエルへの四球に繋がっていると思います。
 これは明らかにベンチの采配ミスだったと言わざるを得ませんね。2点を追うヤクルトが8回の攻撃で先頭打者の由規に代打を送るのは当然予想できたはずです。代打の左右で投手交代を決めるつもりだったと思われますが、それなら初めから継投に切り替えることを見越して、7回にジオに代打を送り追加点を奪いに行って、8回からスパッと継投に切り替えて欲しかったです。
 昨日はエース前田健で勝って、4連勝と波に乗りかけたところだっただけに、せっかくの勝ち試合をこんな形で落としてしまったのは残念です。 
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