カープな毎日

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ヒューバー目覚めて連敗止まる

2010年06月27日 22時42分05秒 | 試合結果
広島 001 120 020 6
中日 010 000 003 4
勝:篠田2勝1敗
敗:川井1勝3敗
本:[広島]ヒューバー5号
  [中日]堂上直1号

 約3か月ぶりの先発となった篠田は、2回に和田、ブランコの連続短長打により無死2,3塁のピンチを迎えると、1死後に堂上直の遊ゴロの間に1点を失いましたが、徐々に球が走りだして、3回から6回は中日に2塁すら踏ませませんでした。
 7回に先頭の和田に2塁打を打たれたものの、ブランコ、野本を連続遊ゴロに打ち取って得点を与えず、7回を1失点の好投で試合を作りました。

 貧打に苦しむ打線は、2回2死1,2塁の先制機で石原がニゴロに倒れて、昨日までと同じかと思われましたが、3回に2死1,2塁から眠れる4番ヒューバーが来日初タイムリーを放って同点に追いつきました。
 4回は無死1,2塁から石原が最悪に併殺打に倒れて、勝ち越し機を逃したと思われましたが、篠田の投ゴロを川井が悪送球して、勝ち越しに成功すると、5回には1死1塁からヒューバーが左翼席に2ランを放って追加点を挙げました。
 更に7回には1死満塁から、東出の適時打と梵の犠飛で2点を追加して、中日にダメを押しました。しかし、9回に守護神ベイルが安打と梵の失策で1死1,2塁とされると、堂上直に3ランを浴びて2点差に追い上げられてしまい、楽勝が一転してしまいました。
 最後はヒヤヒヤの勝利をなりましたが、連敗が5で止まったということで、気分的にも楽になったでしょう。

 ヒューバーがついに目覚めたのでしょうか。ここまでチャンスで全く打てず、今日も3回に2死1,2塁で打席が回った時には、諦めムードでした。しかし、ヒューバーは低めの変化球を捕えて左前に同点適時打を放ちました。
 これで気を良くしたのか、5回には川井のカーブを完璧に捕えて貴重な追加点を叩き出しました。これからもこの2打席のようなバッティングができれば、十分に活躍できると思います。
 今日の試合をきっかけにして、長い眠りから覚めてくれることを祈りたいですね。

 篠田がすばらしい投球をしてくれました。立ち上がりはそこまで良いとは思いませんでしたが、回を重ねる毎に調子を上げていったように見えました。
 特に圧巻だったのは、敵失で1点を勝ち越した直後の投球です。中日の打順は森野、和田、ブランコの怖い主軸で、しかも味方が勝ち越したことで、篠田が守りに入ってしまうのではないかと心配しましたが、森野を投ゴロ、和田を二飛、ブランコを三球三振に抑えて、あっさりと3人で片づけました。この投球が5回のヒューバーの2ランに繋がっていると思います。
 今日のような投球ができれば、ローテの一角として計算できます。と言うより、してもらわないと困りますね。次回登板で篠田の真価が問われますね。
 
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