カープな毎日

カープファンのひとりごと。

マエケン完封直前で痛恨の1球

2010年06月09日 22時40分00秒 | 試合結果
広 島 000 200 000 000 2
ロッテ 000 000 002 000 2
本:[広島]栗原7号

 前田健は初回、2回と先頭打者を出すも後続を打ち取り無得点で凌ぐと、3回以降は強力ロッテ打線全く寄せ付けず、7回まで無安打に抑える完璧な投球でした。
 打線は3回まで成瀬の前に走者を出すことができませんでしたが、4回1死2塁から栗原が右翼に本塁打を放って2点を先制しました。しかしその後は成瀬に8回まで1安打に抑えられて、前田健に追加点をプレゼントすることができませんでした。
 前田健は終盤になっても球威が衰えず、このまま完封かと思われましたが、9回2死1塁から金泰均に四球を与えて1,2塁とすると、大松に右中間突破の同点2塁打を浴びてしまいました。
 このまま延長戦に突入するも、小林宏、薮田の継投に封じられて勝ち越せませんでした。一方のカープも高橋建、上野と無失点で繋いで両チームとも譲らず12回に突入すると、伊藤を攻めて1死満塁のチャンスを作るも、木村の投直で併殺となり得点を挙げられず、このまま引き分けとなりました。
 9回と12回は満塁のチャンスを作りながらも、得点を挙げられなかったのが痛かったですね。特に12回は1死満塁としながら投直での併殺はツキが無かったとしか言いようがありません。押し気味の試合展開で、マエケンが先発した試合だったので、勝ちたかった試合ですね。引き分けはちょっと残念でした。

 前田健は序盤から制球、球威ともに素晴らしく、かなり状態が良かったと思います。今日の出来であれば、完封勝利を期待して安心していましたが、9回にまさかの同点劇が待っていました。大松への3球目が甘いところに行ったのはもちろんですが、2死1塁から金泰均に与えた四球も痛かったですね。四球を与えて走者を貯めて、同点機を作ってしまったのは、前田健も悔やまれるのではないでしょうか。
 四球を与えて痛打されるのは、最近の失点パターンとなっていますね。ただこの失点でマエケンを攻めることはできないですね。そこまでは完璧な内容で、9回を5安打11奪三振2失点に抑えていますから、十分に役割を果たしていますから。でも本人は納得していないでしょうね。これが前田健を更に成長させるのでしょうね
 
コメント (1)