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カープな毎日

カープファンのひとりごと。

スタルツ投打で活躍

2010年06月04日 23時59分36秒 | 試合結果
ソフトバンク 200 020 000 4
広  島 100 400 00X 5
勝:スタルツ3勝3敗
セ:横山1勝4S
敗:高橋秀2勝1敗
本:[ソフトバンク]川崎4号、多村9号

 スタルツはいきなり川崎に先頭打者本塁打を浴びて出鼻をくじかれると、2安打1四球で2死満塁とすると、江川に右前適時打を打たれてしまいました。しかし、右翼廣瀬の好返球により2塁走者松中を本塁で刺して、この回を2失点で防ぎました。
 2回以降は立ち直り、ソフトバンク打線に得点を与えず、味方の反撃を待ちました。

 打線は先制された直後の1回裏に、四球と安打などで1死1,3塁とすると栗原の犠飛ですぐに1点を返すと、4回には2死1塁からフィオの2塁打で2,3塁とすると、石井の左前2点適時打で勝ち越しに成功すると、石原敬遠のあと、スタルツが中越2点2塁打を放って、この回4点を挙げました。
 
 5回にスタルツは2死2塁から多村に2ランを打たれて1点差に詰め寄られたものの、勝ち越は許さず、7回途中まで投げて逆転は許しませんでした。
 その後は岸本、高橋建と無失点で凌いで、9回は横山が締めてソフトバンクを破って、4位の横浜が敗れたため、久々に4位に浮上しました。

 4回の攻撃は良かったですね。2死1塁となり得点の可能性が低くなったとことで、フィオの2塁打でチャンスを拡大すると、ベテラン石井が三遊間を破り2者を迎え入れました。そして、本塁送球の間にすかさず2塁に進みました。この走塁が試合の行方を大きく左右しました。
 石井が2進したことで、ソフトバンクバッテリーは次打者石原を敬遠してスタルツとの勝負を選択しました。バッティングの良いスタルツは中越2塁打を放って2点を追加し、この2点が決勝点となりました。
 もし石井が2塁まで進んでいなかったら、石原は敬遠されなかったでしょうから、この2点は無かったと思います。
 勝負どころでしぶとく適時打を放って、追加点につなげる走塁ができるところが、さすがベテランと言ったところでしょうか。チーム状態が苦しい時に、もっと石井をスタメンで起用しても良いと思いますね。
 
 前田健が5月のMVPが発表されて、セ・リーグ投手部門のMVPに前田健が選ばれました。前田健は5月を4勝1敗、防御率1.35の成績で文句なしの受賞となりました。4月も受賞してもおかしくない成績でしたが、東野が選出されたので、5月の受賞にかける思いは強かったでしょうね。このまま好調を維持して7月も受賞してほしいですね。
 
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