カープな毎日

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マエケン本塁打に泣く

2010年06月25日 23時37分38秒 | 試合結果
広島 000 000 100 1
中日 000 201 00X 3
勝:吉見7勝3敗
セ:岩瀬1敗20S
敗:前田健9勝3敗
本:[中日]ブランコ18号、和田20号

 前田健は球が走っており、初回から3回まで中日打線を無安打に抑える好投でしたが、4回に先頭の藤井に初安打を打たれると、2死2塁からブランコに2ランを被弾してしまいました。そして、6回には2死から和田にソロ本塁打を浴びてしまい、7回3失点で降板となってしまいました。
 打線は初回と4回に先頭打者を出塁させて、4回は2塁まで進めながら後続が続かず、得点を挙げられませんでした。ようやく7回に2死2塁から廣瀬の適時打で1点を返しましたが、これが精一杯でした。9回は岩瀬の前に三者凡退に抑えられてしまい、連敗は4まで伸びてしまいました。

 前田健と吉見のエース対決は開幕戦と同じでしたが、今回はマエケンが負けてしまいました。エース同士の投げ合いですから、投手戦になるのは予想できましたが、吉見を攻略する糸口はあったと思います。
 1回と4回に共に先頭の東出が出塁したのですが、初回は運が悪く嶋の投直で併殺となり、4回はバントで1死2塁としながら嶋、ヒューバーが凡退して先制点を挙げられませんでした。どちらかで1点でも挙げていたなら試合展開は変わっていたと思います。
 そこで疑問なのが、初回は梵に送らせず、そのまま打たせたところです。相手がエースである以上、体力得点は望めませんから、1点ずつを確実に奪いに行くべきだと思います。結果的に梵は三振で走者を進められず、嶋の併殺に繋がりました。
 一方の4回は梵が送ってチャンスをクリーンアップに回したものの、嶋が投ゴロ、ヒューバーがニゴロに打ち取られてしまい、先制できませんでした。
 今日の嶋は無安打でしたが、最近の調子は悪くないので凡退はやむなしだと思っています。しかし、ヒューバー7回1死2塁でも一飛に倒れてしまい、相変わらずチャンスで打てず、未だに得点圏打率.000とチャンスにめっぽう弱いです。これではさすがにいつまでも4番を任せる訳にはいきませんね。
 長打力が魅力で4番に起用していますが、4番に長打力を求める必要はないと思います。長打力は無くてもコンスタントに打てるフィオを4番に据えた方が打線がつながると思います。ただ、1塁を守るのが廣瀬になってしまうのは不安ですが、ヒューバーが1塁を守っても不安なので一緒ですね。

 エース前田健で落としてしまったのは痛いですね。調子は良かったと思いますが、肝心なところで球が甘く入ってしまいましたね。それでも7回を4安打3失点に抑えたことは、十分に先発の仕事は果たしたと思います。
 次回登板では野手が奮起してくれるはずです。そして自己新の10勝を挙げてほしいですね。

 大竹が22日の阪神戦で右臀部(でんぶ)を痛めて、2週間の加療が必要と診断を受されたため、出場選手登録を抹消されました。投球練習再開は7月上旬以降になるようです。
 中継ぎ陣に故障者続出で崩壊しているものの、先発は揃ってきたのが救いでしたが、大竹が離脱したことで、先発、中継ぎとも不安を抱えてしまいましたね。
 しばらくは苦しい戦いが続くことになりそうですね。
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