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菊地涼が現状維持で契約更改

2020年12月21日 21時09分21秒 | オフシーズン

 菊池涼と松山が契約更改交渉を行い、菊池涼が現状維持の年俸3億円+出来高、松山が500万増となる9,000万円+出来高でそれぞれ契約を更改しました。 

 菊地涼は、今季は106試合に出場して、打撃成績は打率.271、10本塁打、41打点でしたが、守備では一塁以外の内野手ではプロ野球史上初の守備率10割を達成して、8年連続8度目のゴールデングラブ賞と3年ぶり2度目のベストナインを受賞しました。また、守備機会は503でセ・リーグの同一シーズン連続守備機会無失策の新記録も達成し、マツダスタジアムの左翼後方に二塁での守備率10割を記録した菊池涼の記念プレートが設置されました。

 打撃では、シーズン序盤から状態が上がらず、シーズン終盤は定位置の2番から8番など下位に下がりましたが、その分を守備でしっかりと取り戻して、二塁手では初の守備率10割という偉業を成し遂げました。

 やはり守備での貢献度は絶大であり、カープの投手陣は何度も菊池涼の好プレーに助けられましたし、菊池涼がバックで守っているというだけで心強かったと思います。来季は2年連続守備率10割という離れ業を狙うことはもちろんですが、広い守備範囲と堅守で投手陣を盛り立てて、失点を少しでも減らしてチームの勝利に貢献してほしいです。そして、打撃でも定位置の2番に復帰して、攻撃面での援護もしてほしいですね。

 

 松山は、108試合に出場して打率.277、9本塁打、67打点の成績で、得点圏打率はチームトップの.324と勝負強い打撃が光りました。今季は春季キャンプ中の負傷にコンディション不良も重なり、開幕1軍こそ逃しましたが、6月下旬に1軍に昇格すると、鈴木誠の後の5番という重要な打順を担い、シーズン後半は鈴木誠が3番に回ったことから4番として打線を牽引しました。

 カープの打線で鈴木誠の後を打つ打者が打線のキーマンであり、得点力を直結するだけに、松山はその役割をしっかりと果たしたと思いますが、もう少し打点を増やしてほしかったです。

 来季は新外国人のクロンが加入し、守備位置は一塁が濃厚なので、松山にとっては強力なライバルになります。長打力では敵わないと思いますが、松山は勝負強い打撃が持ち味なので、そこに磨きをかけてポジションを死守して目標の100打点を目指してほしいですね。

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