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鈴木誠が野手最高年俸で契約更改

2020年12月09日 21時34分34秒 | オフシーズン

大瀬良と鈴木誠が契約更改交渉を行い、大瀬良が2,500万円減となる1億5,000万円、鈴木誠は3,000万円増となる3億1,000万円でそれぞれ契約更改しました。鈴木誠は、今季の菊池涼の年俸3億円を超えて、現時点で野手として歴代最高年俸となりました。

 

 大瀬良は、2年連続開幕投手を務めると、開幕戦から2試合連続完投勝利を飾り、最高のスタートを切りました。しかし、7月下旬にコンディション不良のため出場選手登録を抹消され、約2週間で1軍復帰を果たしたものの、9月上旬に2度目の出場選手登録抹消となり、「右肘関節鏡視下遊離体摘出・骨棘切除・滑膜切除」を受けて、シーズンを終えました。

 今季は自己最少となる11試合の登板で、5勝4敗、防御率4.41と不本意な成績に終わり、エースとしての責任を果たせなかったため、責任感の強い大瀬良には悔しいシーズンになったと思います。

 幸いにもリハビリは順調に進んでおり、既にブルペンでの投球もできるくらいまで回復しており、来季の開幕には間に合うとのことで、開幕からローテの軸として活躍を期待できそうです。

 大瀬良は3年連続開幕投手に向けて意気込んでいると思いますが、大瀬良の離脱中に九里と森下が台頭してエース級の活躍を見せたことから、来季の開幕投手争いは3人による激しい争いが予想されます。誰が勝ち抜くのか楽しみですね。

 

 鈴木誠は、開幕から4番として打線を牽引して好スタートを切りましたが、8月から9月にかけて調子を落とし9月中旬には打率3割を切ると、チーム状態も低迷して優勝争いが脱落しました。それでも、徐々に状態を上げて119試合目で打率3割に到達して、今季は118試合に出場し打率.300、25本塁打、75打点の成績を残し、球団史上初の5年連続打率3割とプロ野球史上4人目となる5年連続の打率3割&25本塁打という偉業を達成しました。しかし、本人は今季の成績には満足しておらず、チームが5位に低迷した責任を感じているようです。

 今季は無観客で開幕し、その後も観客数が制限され、応援にも制約があり、打席でのモチベーションを保つことが難しいシーズンだったので、思うよな打撃ができなかったのは仕方ないと思います。来季もどのような形で試合ができるのか見通せない状況であり、今季の反省を活かして来季は1年間安定した打撃で打線を牽引してほしいですね。

 来季は優勝を目指すことはもちろんですが、最低でもAクラス入りを目指すと宣言しました。打撃だけでなく言動や行動でもチームを引っ張っていく決意を見せており、来季の鈴木誠はチームの中心となって活躍してくれそうで楽しみですね。

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