カープな毎日

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塹江ら5選手が契約更改

2020年12月01日 21時18分16秒 | 日記

 安部、大盛、塹江、遠藤、島内が契約更改交渉を行い、安部は1,050万円減の年俸3,250万円、大盛は500万円増の1,000万円、塹江は1,050万円増の1,900万円、遠藤は1,000万円増の2,400万円、島内は400万円増の1,600万円でそれぞれ契約を更改しました。

 安部は、26試合の出場にとどまり打率.184、2打点、0本塁打と不本意な成績に終わり、シーズン終盤は2軍で過ごしました。今季は3塁の定位置を堂林と争いましたが、堂林の打撃が覚醒したこともあり、徐々に出番が減っていきました。

 ポジション争いには敗れたものの、代打や途中出場でも結果を残すことができなかったことで、1軍での出番も失ってしまいました。内野手は若手が伸び悩んでおり、選手層が手薄なだけに安部の復活は来季の巻き返しに欠かせないと思います。来季は崖っぷちと思って覇気を出して復活してほしいですね。

 

 大盛は、西川の離脱により1軍昇格を果たすと、持ち味の俊足をいかして1番打者として打線を活性化し、73試合の出場で打率.259、2本塁打、16打点、5盗塁の成績を残しました。大盛の活躍が後半戦の安定した戦いに繋がったことは間違いないと思います。

 ただ、シーズン終盤は三振する場面が増えて、来季に向けての課題が明白になりました。外野手は激戦区のポジションであり、1軍枠争いも厳しいと思いますが、大盛はカープ打線に必要なタイプの打者だと思うので、来季は課題を克服してスタメンを勝ち取ってほしいですね。

 

 塹江は、開幕1軍入りを果たすと、不安定な中継ぎ陣の中で安定した投球を続けてセットアッパーとして奮闘して、フランスアに次ぐ52試合に登板し3勝4敗19ホールド、防御率4.17の好成績を残しました。

 今季の序盤は、塹江以外の中継ぎ投手が機能せずチーム低迷の一因となっただけに、塹江の存在がとても心強かったです。後半戦は疲労から球威が落ちてしまいましたが、1年間セットアッパーの役割を果たしたことは素晴らしく、今季投手陣では森下に次ぐ高評価ではないでしょうか。

 来季は今季の経験を活かして、1年間安定した投球を続けて最優秀中継ぎ投手を目指してほしですね。

 

 遠藤は、開幕ローテーション入りを果たすと、九里とともに1年間ローテを守り切って19試合に登板して5勝6敗、防御率3.87の成績を残しました。シーズン序盤は試合序盤での失点が多く、チームに良いリズムを作れず白星を掴めない試合が続きましたが、後半戦は安定した投球で白星を積み重ねて5勝を挙げました。

 来季は、大瀬良と野村がケガから復帰し、新人の栗林、森浦、大道が加わるので開幕ローテーション争いは激しくなりますが、今季終盤の投球ができればローテ入りできるはずです。来季は10勝を目指して、貯金を作れる投手になってほしいですね。

 

 島内38試合に登板して1勝0敗4ホールド。防御率4.54の成績でした。シーズン終盤は、ケムナと共に中継ぎ陣の柱として活躍しましたが、好不調の波が大きく、安定感を欠いていました。勝ちパターンでの起用されるためには、安定した投球を続けていかなければなりません。来季は好不調の波を小さくして、開幕から1軍の勝ちパターンを担ってほしいですね。

 

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