球団は、広島市内のホテルで21年度新入団選手発表会が行われました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ファンの招待は無く無観客で行われ、ドラフト1位の栗林ら新人7選手と松田オーナー、佐々岡監督が会見に臨みました。
栗林は、自らの持ち味を投げっぷりの良さと語り、持っている全て球種を駆使して抑えて負けない投手を目指すと意気込みを見せました。また、1年目の目標として先発なら10勝以上して、しっかり貯金を作ると決意を語りました。
会見の最後には、これから新入団7人で広島東洋カープに良い風を吹かせるように新人合同自主トレからしっかり頑張っていきたいと、新人のリーダ格として引っ張る姿勢を見せるなど、早くも将来のエース候補としての資質を感じさせました。
ドラフト2位の森浦は、自分の持ち味としてコントロールで勝負していくタイプであり、インコースとアウトコースを投げ分けてバッターを打ち取っていくと意気込み、1年目の目標は1軍でチームの勝ちに貢献できる投手になりたいと語りました。
そしてドラフト3位の大道は、先発完投型でスタミナに自信を見せつつ、場面によっては打たせて取るとしながらもピンチを三振で切り抜けることで打線に勢いを付ける投球を目指すと意気込みました。
今季の新人はドラフト6位の矢野を含めて即戦力と期待される選手が多いからか、例年以上に頼もしいコメントが多かったように感じます。特に栗林、森浦、大道の3投手は球団からの期待も大きく、1年目から活躍してくれることを期待したいです。来季のカープの命運を握っているのはこの3人と言っても過言ではないと思っています。
今年の森下ほどの活躍を期待してはいけませんが、3人には森下超えを目指して、3人で新人王を争ってほしいですね。