中村奨が契約更改交渉を行い、現状維持の700万円で契約を更改しました。
プロ3年目となった今季は、2軍で打撃好調だったことから7月に1軍に初昇格するも、代打のみの出場で4打数無安打とプロ初安打を放つことができませんでした。シーズン後半は2軍でも結果を残すことができず、2軍では打率.244、1本塁打の成績でした。
好調な打撃を買われて1軍に昇格しましたが、代打での起用のみだったことから結果を残すことができませんでした。いきなり1軍の試合の代打で結果を残すことは難しいと思うので、中村奨にとっては厳しい起用でしたが、スタメンや途中から守備に就く機会を与えられなかったのは、守備面で不安があったからであり、まだ1軍でマスクを被る実力がなかったということです。
来季に向けて、打力向上はもちろんですが、捕手として守備力向上は必須です。石原慶が引退したとはいえ、1軍には會澤、坂倉、磯村がおり、2軍でも石原貴が評価を上げていることから、中村奨には厳しい状況ですが、来季は2軍で攻守で結果を残して、1軍でマスクを被る機会を与えられるようになってほしいですね。