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森下が新人王を獲得

2020年12月17日 21時08分09秒 | オフシーズン

 NPBアワーズ2020が開催され、セ・リーグの最優秀新人賞に森下が選出されました。カープの選手が受賞するのは、14年の大瀬良以来、10人目となりました。

 森下は、開幕からローテーション入りして18試合に先発し、122回2/3を投げてチームトップの10勝3敗、防御率もリーグ2位の1.91という素晴らしい成績を残しました。

 シーズン序盤は巨人の戸郷に先行されていましたが、森下はシーズン終盤の10、11月に5戦4勝、防御率0.24で月間MVPを受賞する驚異的な好成績で一気に戸郷を抜き去って最有力候補となりました。

 投票結果は、森下がダントツの得票を得て、文句なしの選出となりました。戸郷は9勝ながら巨人のリーグ制覇に貢献したものの、投球内容を比較すると投球回数、防御率、勝率、奪三振の成績では戸郷を圧倒していたので、森下の新人王は間違いないと思いましたが、これほどの得票差が付くとは思っていませんでした。

 森下には来季も今季以上の成績を残して、大瀬良、九里、野村とともにローテの軸として先発陣を支えてチームを勝利に導いてほしいですね。それにしても、森下は入団時からシーズン中まで新人王を獲ると公言していましたが、本当に獲ってしまうので凄い精神力ですね。将来は間違いなく、カープのエースになりますね。

 

 今季取得したFA権を行使せず残留を決めた田中広が、契約更改交渉を行い、現状維持の1億5,000万円+出来高の2年契約で契約を更改しました。

 今季は、昨年の膝の手術から復活して112試合に出場して打率.251、8本塁打、39打点、8盗塁の成績を残しました。シーズン序盤は、膝手術の影響からか打撃が低迷して打率2割前後と精彩を欠いていましたが、9月以降は状態が上向いて打率も上昇し、出塁率はチーム2位の.351の成績を残しました。

 今季終盤の状態を見る限り、来季は開幕から万全の状態でスタートできると思われ、1番に田中広が入って打線を牽引してくれるのではないでしょうか。河田新ヘッドコーチが就任会見でコメントしていたとおり、田中広がカープ打線のキーマンになると思うので、来季の打線は期待できそうです。また強いカープを見せてほしいですね。

 

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