カープな毎日

カープファンのひとりごと。

加藤が先発調整へ

2017年02月19日 23時52分01秒 | 日記
 紅白戦が行われて、福井が先発して2回を1安打無失点と好投しました。
 初回2死から安打と四球で1,2塁としてしまいましたが、岩本を三振に仕留めて無失点で切り抜けると、2回は三者凡退に抑えました。
 投球後のコメントでは、打者が立つと力が入ってしまい、感覚的には良くなかったとのことでしたが、球を受けた會澤は、良い球が来ていたとのことでした。
 
 福井本人には手応えが無かったようですが、力んでいたことで球に力がありながら、思った通りに投げられなかったことで、投球感覚のズレがあったのかもしれません。
 これから状態を上げていくことで、投球感覚のズレも解消していくでしょう。福井の課題はメンタル面が大きいと思うので、打者に対して投げても平常心を保ってブルペンと同じような球を投げられるようになれば、何も心配することはないと思います。 


 ドラフト1位の加藤が、2度目の紅白戦に登板して2回を1安打無失点に抑えました。
 2番手として3回から登板して、1死後に菊池にフォークを捉えられて安打を浴びるも、バティスタをフォークで併殺に打ち取って無失点に抑えると、4回も鈴木誠からフォークで三振を奪うなど、三者凡退に抑えました。
 前回の紅白戦は力強い直球でねじ伏せる投球でしたが、今日は切れのあるフォークにスライダーを投げ込んで主力を抑えました。

 これまでの加藤は、自慢の力強い直球で打者を詰まらせるイメージでしたが、そこに変化球を加えることで、タイミングを外して打ち取る投球を見せました。剛速球と変化球のコンビネーションが決まれば、打者はかなり苦労すると思うので、加藤への期待がより一層高まりました。
 緒方監督も加藤の投球について、投げるたびに良くなっていると高評価しており、これからはもう少し長いイニングを投げさせる意向で、当面は先発としての調整になるようです。

 これからの投球内容と結果にもよりますが、加藤が先発として調整するとなると、ローテ争いが一層激しくなり、レベルの高い争いになるのは良いですが、タイプ的には先発というよりもリリーフの方が向いているように感じるので、リリーフ陣の強化という点では候補が減ってしまうのは残念です。
 先発とリリーフのいずれにしても、加藤はかなり期待が持てそうで楽しみですね。
 
 
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