カープな毎日

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新人2投手が明暗を分ける

2017年02月28日 22時37分35秒 | 日記
 今キャンプ最後の対外試合となる韓国のサムスンとの練習試合が行われ、打線が爆発して13安打12得点を挙げた乱打戦の末、12-7で勝利を収めました。

 床田が実戦に初先発しましたが、3回を投げて4安打2四球3失点と結果を残すことができませんでした。初回は三者凡退に抑えるも、2回に1死後に四球をきっかけに1失点し、3回も四球をきっかけに2失点しました。
 本人のコメントによると、失点のきっかけとなった四球は、決め球が無くて、追い込んでから粘られたことが原因とのことでした。

 一方、2番手として加藤が登板して、3回を投げて1安打無失点と好投しました。最速147㎞の直球を中心にストライク先行の投球を披露し、四球は1個と課題とされてきた制球面も問題ありませんでした。

 ここまで好投を続けてきた新人2人でしたが、今日は明暗を分けました。加藤は、課題をしっかりと修正して、安定感抜群の投球でローテ入りにまた一歩前進しました。
 床田は、ここまで大きな不安要素がありませんでしたが、自信を持って投げられる決め球不足という課題が見つかりました。次戦までに克服したいところですが、決め球を磨くというのは簡単なことではありません。少しでも球の質を向上させて、困った時に投げられる決め球を作ってほしですね。
 
 今日は、床田が打たれましたが、加藤もシーズンまで打たれることなく開幕を迎えるよりも、一度は打たれて課題を見つけておいた方が良いと思うので、次戦くらいで失点しておいた方が良いかもしれませんね。


 打線では、待望の2人に本塁打が飛び出しました。まずは6番三塁でスタメン出場した新外国人のペーニャが、4回に待望の来日第1号となるソロ本塁打を放ちました。更に2番右翼でスタメン出場した堂林が、7回に2死1,2塁の場面で今季第1号となる3点本塁打を放ちました。

 ペーニャは、2月中旬にチームに合流して調整状況が不安視されていましたが、短期間でしっかりと調整しており、打撃状態は上向いているようで、緒方監督も左打席では、しっかりと振る形ができていると称賛していました。
 また、今キャンプで1番の成長株である堂林も持ち味である右中間への本塁打を放って本領を発揮しました。

 2人とも今季の打線のカギになる選手だけに、状態が上がってきて、実戦で結果を残してくれるのは心強い限りですね。

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