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福井復活6回1失点

2012年07月29日 22時04分05秒 | 試合結果
巨人 000 000 100 0 1
広島 000 100 000 0 1

 福井が5月4日以来の先発マウンドに上がりました。ここ3試合は投手が崩壊していましたが、福井は球のキレ、制球とも良く、巨人打線を翻弄しました。
 初回は1死3塁のピンチを背負いましたが、坂本と村田を打ち取り無失点で凌ぐと、2回は三者連続三振を奪うなど、6回まで2安打10奪三振の好投で無失点に抑えました。

 下降気味の打線は、初回に1死2塁とするも、木村と岩本が凡退するなど、宮國に対して毎回のように安打を放ちましたが、あと1本が出ませんでした。
 4回に2死2塁からエルドレッドが適時2塁打を放って先制点を挙げたものの、その後が続きませんでした。

 好投していた福井でしたが、7回に2塁打と四球で無死1,2塁とされると、長野に適時打を浴びて同点とされてマウンドを降りました。
 続く無死1,2塁のピンチは今村がエドガーと実松を連続三振に抑えるなど、後続を断って逆転を許さず、8回も三者凡退に抑えて、23試合連続無失点の球団タイ記録に並びました。9回はミコライオが三者凡退に抑えました。

 打線は9回に西村を攻めて2四球と内野安打で2死満塁のサヨナラ機を作りましたが、天谷が二ゴロに倒れて延長戦に突入しました。

 10回は昨日乱調だったサファテが登板し、四球で2死2塁のピンチを招くも、最後は代打谷を三振に抑えました。
 その裏、敵失で無死1塁のチャンスを貰うも、木村が犠打失敗してチャンスが潰えたかと思いましたが、暴投で2死2塁のサヨナラ機を貰うも、最後は迎が遊ゴロに倒れて勝ち越せず、特別ルールにより引き分けをなりました。
 引き分けたものの、ヤクルトが敗れたため再び3位に浮上しました。


 この巨人3連戦を通して、打線の繋がりが無くなった気がします。と言うより、後半戦に入って打線の調子が下降しています。26日こそ16得点を挙げましたが、それ以外は2点以下と完全に湿っています。
 最大の要因は、4番岩本の不調でしょう。26日以外は4試合無安打を完全にブレーキになっています。
 岩本にとっては正念場を迎えたといえるでしょう。ここで、このまま不振が続いてスタメンを外されては、去年までと同じことの繰り返しになってしまいます。岩本には奮起してスタメンを、そして4番を死守してほしいですね。

 一方、エルドレッドの調子が上がってきました。2試合連続打点を挙げて勝負強さを発揮しています。もっと豪快な打撃をする選手かと思いましたが、思ったより好打で打率も残せる選手のようで、今のカープ打線に合っているかもしれません。
 岩本の不調が続くようなら、いよいよエルドレッドが4番に起用されるかもしれないですね。


 福井がすばらしい投球を披露しました。7回に捕まり1点を失いましたが、6回までは完璧な投球でした。強打の巨人打線を2安打に抑えて、10奪三振を奪い、全く寄せ付けませんでした。
 これだけの投球ができれば、言うこと無しですね。これが1試合で終わることなく、次戦以降も続けられれば、先発ローテの一角として安心して任せられます。次回登板の投球に注目ですね。
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