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前田智技あり決勝打

2012年07月01日 22時03分04秒 | 試合結果
DeNA 000 010 000 1
広 島 000 010 10X 2
勝利投手:野村5勝3敗
セーブ投手:ミコライオ1勝3敗7S
敗戦投手:篠原1勝1敗
 
 約3週間ぶりの登板となった野村は、立ち上がり不安定でした。2回は安打と犠打で2死2塁とされ、鶴岡に右前安打を打たれるも、迎が2塁走者を本塁で刺して失点を防ぎました。
 これで野村は本来の投球を取り戻し、DeNA打線に凡打の山を築かせました。5回は先頭ルイーズに四球を与えて2死2塁とされ、山本を三ゴロに打ち取るも堂林の失策で1点を失ってしまいました。
 しかし、これで崩れないのが野村の真骨頂で、3回から6回まで無安打に抑える好投で、7回を4安打1失点に抑えました。

 打線は7番2塁でルーキーの菊池を起用するなど、左の山本に対して右打者を並べましたが、4回まで1安打に抑えられてしまいました。
 先制された直後の5回に、1死から菊池がプロ初安打となる3塁打を放つと、石原がスクイズを決めて同点に追い付きました。
 7回は安打と四球で1死1,2塁として、菊池に代打前田智を送り勝負に出ると、これが的中して、前田智は中前適時打を放って勝ち越し点を挙げました。
 
 8回は今村、9回はミコライオがそれぞれ無安打に抑えて、DeNAの反撃を許さず、1点差を守り切って、野村に5勝目をプレゼントしました。

 野村は背中の張りで、登板間隔が開いていたことも影響して、本来の投球ができず不安を感じさせましたが、味方が攻守で盛りたてて無失点で凌ぐと、徐々に修正していき、中盤以降は危なげない投球で、DeNA打線に付け入る隙を与えませんでした。
 この修正能力の高さは、大卒とはいえルーキーとは思えませんね。素晴らしいの一言です。この好投が、味方打線に奮起を促して、7回の勝ち越しを呼んだのでしょう。野村に白星が付いたことは、好投に報いることができて良かったと思います。

 前田智は本当に神ですね。打率.423で打点14は代打としては驚異的な数字ですね。今日もファールで粘って、最後は詰まりながらも中前に弾き返しました。これぞ、前田智という打撃だったと思います。
 一時は、前田智の適時打が白星に繋がらない時期がありましたが、ここ最近は決勝打など貴重な打点を挙げています。前田智が打つと、チームの雰囲気も盛りあがるように感じます。
 これからもチャンスで試合を決める一打を期待しています。

 ルーキーの菊池が大きな仕事をしました。小窪と入れ替わりで昇格し、プロ初スタメンで同点に追いつくきっかけとなる3塁打を放ちました。しかも、これがプロ初安打ということで、何か持っていそうな感じがします。
 安部も好調なので、2塁のスタメン争いは激しくなりそうで、嬉しい悩みになりますね。
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