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石原サヨナラスクイズで5連勝!貯金1

2012年07月17日 22時07分38秒 | 試合結果
中日 002 000 000 2
広島 000 000 003 3
勝利投手:ミコライオ2勝3敗11S
敗戦投手:岩瀬3敗27S

 チームの前半戦5割ターンを掛けたマウンドにはエース前田健が上がりました。切れの良い変化球をコースに投げ分けて、2回まで完璧に抑えていましたが、3回に1死から安打を打たれると、次打者の投前犠打を悪送球してしまい、1,2塁とピンチを広げてしまいました。続く大島にも安打を打たれて満塁のピンチを背負いました。
 井端は一ゴロに抑えて2死としたものの、和田に2点適時打を打たれて先制点を奪われてしまいました。
 
 打線は苦手岩田に対して凡打の山を築いて、4回まで完璧に抑えられてしまいました。5回に岩本が初安打を放つも、後続が続かず得点を挙げられませんでした。
 ようやく7回に梵と岩本の連打で無死1,2塁の反撃機を作るも、堂林が犠打失敗で送ることができず、後続の丸と松山も打ち取られて得点を奪えませんでした。

 前田健は先制を許したものの、その後は中日打線を抑えて追加点を与えませんでした。6回は2安打で1死1,2塁で谷繁、森野を迎えるピンチでしたが、三振と三ゴロに打ち取り凌ぎました。7回まで投げて6安打2失点に抑える好投でしたが、味方の援護が無く10勝目はお預けとなってしまいました。

 8回はサファテが2死四球を与えましたが無失点で抑えると、9回はミコライオを投入して勝利への執念を見せました。

 8回はソーサに三者凡退の抑えられてしまい、零封負けが頭をよぎり始めましたが、9回に好調打線が岩瀬を捕えました。
 菊池と梵の連打で無死1,2塁とすると、1死後に堂林が適時打を放って1点を返すと、代打迎も適時打で続き、ついに同点に追い付きました。
 更に代打廣瀬は敬遠で満塁となり、石原がスクイズを決めて劇的なサヨナラ勝ちを収めました。サヨナラ勝ちの瞬間は鳥肌が立ちましたね。

 これで5連勝となり、ついに待望の貯金1です。オールスターまであと1試合ですから、前半戦での勝率5割以上が確定しました。そして、3位ヤクルトとのゲーム差が無くなりました。


 まさか、まさかの逆転サヨナラ勝ちでした。7回の無死1,2塁を逃した時に今日は負けたと思いました。岩田に対して全く打てる気配を感じず、5割の壁ではなく貯金の壁を感じていました。
 しかし、岩田が余力を残しながら7回で降板したことが今日のキーポイントでしょうね。7回を終えて81球であれば、十分完投も有り得たと思いますが、中日ベンチは敢えて継投に切り替えました。
 今のカープ打線なら、少しでも調子の悪い投手であれば捕えることができるので、先日の巨人戦でも救援失敗している岩瀬投入はカープにとっては有難い継投だったということですね。これは中日ベンチの采配ミスでしょうね。

 一方のカープベンチは采配がズバリとハマりました。2点を追う展開ながらミコライオを投入して、勝利への執念を選手たちに示すと、それが9回の攻撃に繋がりました。
 先頭の菊池も代打廣瀬を送るべきだとおもいましたが、そのまま打たせて逆転への足がかりとなる安打を放つと、1点を返した後の1死1,2塁で丸に代打廣瀬かと思われましたが、迎を送ると適時打を放って期待に応えました。
 極めつけは、同点の1死満塁で石原をそのまま打席に送ったことです。間違いなく代打前田智で勝負賭けると思いました。しかし、ベンチのサインはまさかのスクイズでした。
 あの場面でスクイズは全く頭にありませんでした。野村監督の采配が冴え渡った試合ですね。
 明日は今井が先発ですから、中継ぎ投手を総動員で6連勝して貯金を持って前半戦を終えたいですね。
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